僕が最もリスペクトするJAPANESE DUB BAND「
MUTE BEAT」がなんと一夜限りのライブを行うこととなった。デビューは1986年、ニューヨークの <ROIR レーベル>からリリースされたカセットテープ、翌年日本でも「FLOWER」でメジャーデビューし、アルバム『MARCH』を最後に 89年解散した。遅れてきたミュートビート・ファンだった僕は88年、渋谷クアトロのオープン記念に実現した、
スカタライツのオリジナルメンバーであるサックスプレイヤー、ローランド・アルフォンソとミュートビートのセッションが最初で最後のライブ。96年のKODAMA&GOTA LIVEはミュート名義ではないけれどメンバー勢揃いで東京と大阪のライブ、両方行った。
こだま和文 (Trumpet)
増井朗人 (Trombone)
朝本浩文 (Keyboards)
松永孝義 (Bass)
宮崎“DUB MASTER X”泉 (DUB Mix)
屋敷豪太 (Drums)
みんな忙しい人たちなので一晩限り、チケットは30分でSOLD OUTしたらしい。幸い僕は何とかチケットは入手できたのだが、当日はチケット持たずに恵比寿リキッドルームに来るという人が集まって80年代半ばの
原宿ピテカントロプスみたいになるかもしれない。
ところでその前日は六本木のBillbord LIVEでLAの女性シンガーソングライター、
カーラ・ボノフのライブ、こちらも楽しみだ。1953年生まれの彼女は1977年、一枚目のアルバムが発売されたのだが、デビュー前からリンダ・ロンシュタットの前年のアルバム「Hasten Down The Wind」に三曲も彼女の曲が収録されていて話題になっていた。特に「LOSE AGAIN」はピアノの弾き語りでリンダ・ヴァージョンよりはるかに素晴らしい。