猟盤の日々改めDEADMAN IS ALIVE!

ヴィニル・ジャンキーの猟盤話から死んだ人の話を経て、呑み屋の話になったり、ギターの話になったり。。。

テーマは「WELCOME BACK !」

2005-04-25 | 音楽
4/22は渋谷「国境の南(south of the border)」でひさびさの皿まわし、DJはHIROこと家永博之、TATSUこと米光達郎、KUNNIEこと増井邦男、Dr.ITOこと伊藤悦朗というDJ歴20年という面面です。MEXICAN PSYCHEDRIC MUSICからFRANCE GALLまで何でもアリで行かしてもらいました。このお店でDJも初めてでどうなるかと思っていましたがなんとか無事深夜2時過ぎに終了、帰ろうかという時に近くのミリバーから寄って行ってよと連絡があり。重いレコード下げてお店に入るとランキン・タクシー氏、松竹谷清氏などで満杯でしたがHIRO、TATSUらと一杯だけ呑みました。家に着くころはそろそろ明るくなってきて夏近し、眠いけど楽しい一夜でありました。お店ではいつものように先着30名にダイジェストCD-Rを進呈、SONG LISTはこんな感じです。

Hiro's Selects
1. Welcome Back / John B. Sebastian
2. Mexico / The Souther, Hillman, Furay Band
3. Across The Border Line / Ry Cooder
4. Don't Know Where I'm Going / Border Line
5. 国境の南 / 久保田麻琴と夕焼け楽団
Tats's Selects
6. Home Again / Carole King
7. The Weight / The Band
8. Daydream Believer / John Stewart
9. O Caroline / Robert Wyatt
10. These Days / Gregg Allman
Dr.Ito's Selects
11. Something Going / Telegraph Avenue
12. Ramona / Toro
13. Onda / Los Lonely Boys
14. Song For The Wind / Santana
15. Wonderful World / Ren Takada Feat. Ann Sally
Bonus Track: ブルース / 高田渡
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高田 渡 56歳 R.I.P

2005-04-20 | 訃報
4月16日、高田渡が亡くなった。ここ数年はステージにも接していなかったのですが相変わらず酒はたくさん呑んでいてステージで寝てしまうこともあるとは聞いていました。アルバム「ごあいさつ」は小坂忠の「ありがとう」とともに高校時代最も聴いたLPの一枚で、ラングストン・ヒューズの詩に曲をつけた「失業手当」は自分のバンドでもやっていました。鈴木茂の間奏のギターはフレーズ、音色ともに彼のベストプレイのひとつだと信じております。現代詩に興味を持ったのも彼がきっかけで高校の図書室から持ち出した「現代詩手帖」は数冊いまだ所有しています。山口貘、添田唖蝉坊などなどたくさん勉強させてもらいました。最近は息子の高田漣にはまっていたこともあって寂しい限りですが週末の渋谷「国境の南(south of the border)」でのDJでは追悼でEmily Dickinsonが原詩の「ブルース」でもかけようかと思っているのです。

「ブルース」

泣くなんて ちいさなこと  ため息つくなんて つまらないこと
だのに このふたつの 大きさをとりかえとりかえして 
男も女も 死んでゆく

合掌




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メキシカン・サイケデリック・ロックって

2005-04-05 | 音楽
そもそも昔からラテンロックが好きで何年か前にチカーノ・ロックのコンピを買ったら知らないバンドばかりなのにとんでもないサウンドでびっくりしたことがある。その後、EL CHICANOからAZTECAにさかのぼっているうちにタランティーノの「FROM DUSK TILL DAWN」「DESPERADO」のサントラも出て一段落していた。偶然ヤフオクで「MEXICAN PSYCHEDELIC MUSIC」(写真)というコンピ買って聴いたらすごいガレージロックなのであわててアナログ探し再開。ある日渋谷のユニオンの三階でちょっと不思議なヤードバーズみたいな曲がかかっていてお店の人に聞いたらこれがペルーの「Telegraph Avenue」というサイケバンドの1971年の1stアルバムのリシューとのことで即買い。それからはeBayで「mexican psyche」というワードで検索する日々でオリジナル盤は$200ぐらいするのもあって世の中にはまだまだいろんな音楽がある、あるいはあったことを実感しています。4/22は渋谷の「国境の南(south of the border)」というお店でDJイベントなのですが、店の名前にインスパイアされてついメキシコづくしになりそうな気配です。
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