猟盤の日々改めDEADMAN IS ALIVE!

ヴィニル・ジャンキーの猟盤話から死んだ人の話を経て、呑み屋の話になったり、ギターの話になったり。。。

大口広司 58歳 R.I.P

2009-01-28 | 訃報
テンプターズ、PYG、ウォッカコリンズ、オレンジなどでドラムを叩いていた大口広司が亡くなった。

「俳優大口広司(おおぐち・ひろし)さんが、25日に亡くなったことが26日、分かった。58歳。肝臓疾患による心不全だった。この日夜、都内で会見した真行寺は涙を浮かべながら、気丈に結婚生活を振り返った。2人は83年に結婚したが05年に離婚。大口さんの事業が破綻(はたん)した影響で、06年には真行寺が破産している。」Asahi.comより

1970年のBBキング初来日のオールナイトコンサートでPYGを見てはいるが客の野次とそれに文句を叫んでいるショーケンしかよく憶えていない。その時は他に成毛 滋、エム、ブレバタ、増尾好秋などが朝まで演奏していた。
僕にとってはウォッカコリンズ時代の彼が一番かっこよかったと思っている。ウォッカ・コリンズは、アラン・メリルと大口広司、横内タケが1972年に結成したグラム・ロック・スタイルのバンド。ウォッカ・コリンズというバンド名はストーンズのキース・リチャードが好きなカクテルの名前らしいが、その命名も大口広司だったらしい。ギターのタケを初めて見たのはTVのオーディション番組だったと思うんだけど、カッティングがめちゃ上手かった記憶がある。
 オートマチック・パイロットのシングル盤

その後陳信輝、渡辺茂樹、大口ひろしはスリーピース・バンド“オレンジ”を結成するのだがリリースは無し、スピードグルー&シンキの虎ジャケセカンドアルバムに1曲だけ音源が残っている。合掌。
 スピード・グルー&シンキのセカンドアルバム

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2009年が始まった、賀正。

2009-01-08 | その他
今年の年賀状でPINK FLOYDの「Atom Heart Mother」のジャケット使った日本人たくさんいるんだろうな。僕にも2通来ました。ここはちょっとひねくれてマーティン・デニーの「LATIN VILLAGE」でいかがでしょうか。あとはフランク・ザッパの「レーザー」。77年にLP4枚組でリリースされるはずだったものがレコード会社にリリースを拒否され4枚バラバラで発売せざるを得なかった問題作です。デッドは理解するのに20年かかったけどザッパは最近ようやく少し見えてきた感じ、先は長い! 

そうは言ってもアート・ディレクションのクォリティではやはりヒプノシスの作品のこれ。
原子心母

EMIミュージック・ジャパン

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渋谷のタワレコで去年、オーブリー・パウエルのトーク&サイン会があったらしいんだけど誰か行った人いません?ちなみにこの本の出版記念で来日したようです。タイトルが素晴らしい!「For the Love of Vinyl」、やっぱり彼らは30センチ四方にこだわっていたんだろう事が推測されます。
For the Love of Vinyl: The Album Art of Hipgnosis

Picture Box Inc

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ということで最後に僕の今年の年賀状から抜粋、今年もよろしくお願いします。


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