イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

芭蕉は蛙に出会う、縄文人は?

2019-10-17 | 第一章「意識と知覚」

 生き甲斐の心理学をU先生から学んでいくと、日本人の心の特性とか原型に興味を持つようになる。U先生は代表的な日本人のこころの特性を6つ言われている。「汚れと禊ぎ」、「恥の文化」、「もののあはれ」、「甘えの構造」、「侘びと寂」、「幽玄の美」。U先生の教えに従って既存の定義とかに縛られず、自分なりにいろいろ考えて行くと、いろいろなことが見えてくる。

 さて、昨日はNPOの15周年記念行事の関係で東京の下町、清澄公園周辺や隅田川沿いを散策したが、隅田川の河口近くの常磐。芭蕉庵跡に行き妄想した。「侘びと寂」は分かったような分からないようなものだが、3年前に縄文小説の取材で津軽半島を一周したとき、太宰治の「津軽」を読んだ影響もあり、濃霧の中の危険な運転が終わるころにウグイスの声をきき、これが「古池や蛙飛び込む水の音」と繋がり、何となく自分の「侘び寂」が見えてきたようだった。丁度今回の台風19号が終わる頃に秋の虫の音を聞いて、自分の混乱が平安感に変わった時と似ている。

 日常の中で「侘び寂」の事象に触れて、幸福曲線からストレス曲線に移るということもあるが、もっとも大事なものはストレス曲線から幸福曲線に変化するものではないだろうか。芭蕉が蛙の水の音で何かを悟り幸福曲線(温かい、明るい感情)に入り込む。こうしたことは日本列島人の何万年という古代からの精神文化・遺産の一つかもしれない。

 確かに5000年前の国宝級の土器などを見て、私たちの魂は何かを感じてしまう。

出会い 2/10

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