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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

神話を自然体で生きる知恵として読んでみる (出会い5/10)

2019-10-23 | 第二章「五感と体感」

 昨日は鶴見の総持寺周辺で楽しい時間を過ごした。やることが多いのに、何か虚しい気持ちが起こり、不完全燃焼気分があるときに貴重な時間を過ごすことができたようだ。

 最近思うが、一日はさまざまな意思決定に満ちていて、その時々の判断の結果が人生を形成していく。サムシンググレイトの意思なのか、自分の意思なのかはよく分からないが、そういうものなのだろう。昨日の写真のひとときも、沢山の判断の中で紡がれた結果なのだろう。

 さて、今日はそうした判断をより間違いなくするための自然体にかかわる、防衛機制について考えている。私たちは日々いろいろな状況に置かれる。その中で大事なことは、その状況をなるべくフィルターなしで一旦受け入れるということがある。自然体がその時重要な働きをするようだ。とくに大事なのは生命体としての自分の感覚かもしれない。好きか嫌いか、怖いか怖くないか・・・そうした感情・感覚がまずは要なのだ。そのためにはフロイトの14の防衛機制(抑圧、抑制、逃避、置き換え、反動形成、同一化、摂取、投影、合理化、感情転移、退行、昇華、知性化、補償)をなるべく排除する。

 次のステップは、防衛機制も生きる上で大事なので、状況に合わせて無難な防衛機制を使い分けるということなのだろう。現実はそんなに理論的に行かないが、このあたりを意識していると、過去の経験の蓄積などで上手になっていくように思う。防衛機制の使い方、そして感情のコントロールの仕方が上手になっていくことは生きる上でとても大事だと思う。さて、昨日、U先生の昔のブログを読んでいて、神話を防衛機制の使い方という点で読み解いていくと、いろいろなことが分かるということがあった。何千年、何万年という私たちの祖先の経験から生まれた神話は、このあたりの知恵を実に的確に表現しているようだ。週末の10月26日の勉強会ではこのあたりを取り上げるつもりだ。

 古事記や日本書紀などに書かれた日本の神話は、遙か昔の幾つかの部族から生まれ、それが統合されたり断片化されたりして形成された堆積物のようである。そして、ギリシャ神話をはじめとする世界の神話と同じように貴重な知恵の体系である。

 それは比較というキーワードの元に読み深めていくと、さらに、さまざまなことを教えてくれる。日本では演繹法、帰納法は有名な科学的な立ち位置であるが、比較法はどういうことか海外と比べ抑圧されてきたように思える。例えば海外では当たり前の比較広告は日本では嫌われる。比較宗教学や比較文化学、比較神話学などがもっとポピュラーで真面目に取り上げられればもっと良くなるのにと思うが、何故かそうなってない。国際会議で質問をしないことの多い不思議な日本人にとって、比較は苦手なのだろうか。

出会い 5/10

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