モンゴロイドの道(科学朝日編 朝日叢書)という面白い本がある。我々日本人もそうであるが、モンゴロイドがどのように世界に広まって行ったかという人類史の本である。
その中で、モンゴロイドが最終氷河期にベーリング海峡を渡り、アメリカ大陸から年米まで、当時豊富であった大型獣を追って急激に南下していく話がある。僅か1000年の間に大型獣を食べつくし、そして、当時毒性の強い植物をなんとか食べられるように工夫して生き延びる。
飢餓の中、生き残るために、いろいろなものを食べたり、食べられるように工夫すること。こんなことを私たちの祖先が命がけで行ったと思うと、何か胸が熱くなる。
周りを見回しても、毒キノコや河豚などの毒性の強い魚。いろいろなモノを祖先たちは、毒抜き等いろいろ試みて子孫に、様々なノウハウを残している。恐らく、怖いという感情と戦いながら、試したのだろう。中には、大事な家族を残して亡くなった祖先もいただろう。
生きることの意味。食べることの意味。時には深く考えてみたい。
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宿命にあるんですよね。もっと、もっと、意識を強く深く持たなければと思いました。
ところで、お写真は、なんでしょう?
吸い込まれるような、目のようですが。
凄いもの、見つけられましたね。自分の心を見通す目みたいで、引き付けられますね。
ありがとうございます。この写真は、東京都府中市の府中の森芸術劇場の裏にある公園でとりました。
写真の眼は、向井良吉氏の作品で題名が「7月(七夕)の樹」とのことです。
ありがとうございました。