人生いろいろ楽しいこともあるが、嫌なこともある。嫌なことの一つに、疑われることがある。真実はひとつのはずなのに、その真実が伝わらず疑われる。
冤罪は実にいやなものである。ところが、確たる証拠もないのに、人を疑ったりすることは多い。集団で、疑ったりする苛めもある。心の防衛機制から、疑ったりすることもある。逆に疑われた時の屈辱感や、混乱感を忘れて・・・
最近7-9世紀の日本の歴史関係の本をよく読んでいるが、井上内親王をはじめ、藤原氏から葬られた怨霊、さらに蘇我氏関係の怨霊などを勉強していくと恐ろしくなる。
小さな苛めから、大きな冤罪事件まで、人類の歴史は実にこの問題で溢れている。人間のこころの仕組みも絡む、この忌まわしい大問題に対し、人類はいろいろ試行錯誤をしてきた。
昨日、友人といっしょに高幡不動尊に行き、紅葉を楽しみ、菊を楽しんだ。爽やかな一日であった。
ふと、立ち寄った書店で「列島創世記」(松木武彦著 小学館)を購入した。日本列島の4万年の歴史を考古学の立場から記述した本である。
私の祖である現世人類の真実を知りたい。秋の夜長に寝不足になるかもしれないが、しばらく歴史や考古学を勉強したい。人間の真実の探究は、頼りがえのある光のようである。
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