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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

人間って何なんだろう?(愛の関係 8/10)

2011-06-18 | 第十章「今ここでの恩寵」

 この数週間、分子生物学の本を読み、動物園に行ったりしてきた。そして、ロジャースの19の命題を思索したりした。

 時に、思い出したように日本人の原型を勉強すべく、持統天皇の資料も読んだ。

 最近は、原発問題の節電の影響で、夕方になると暗くなる。星もよく見えたりするようになった。それも、何か影響があるかもしれない。

 人間って何だろう?そんなことを、考えることが多い。

 この問いかけは、浮世離れしているようで、意外と世の中の修羅場を渡るときに大切だ。

 私は、日常の中の自分をAとして、その中身を因数分解のように分けてみることが多い。日常の人Aを、次のような公式で表す考え方がある。

 A=B(X+Y)

 X:成育史からなる心  Y:医学の対象としての身体  B:魂(死ぬと身体から離れる知的生命体、愛そのもの)

 この公式は、たとえ、本人がBという愛そのものの魂をもっていても、身体や成育史のフィルターにより、Aとなってしまうということを教えてくれる。また、生まれてからの様々な経験がXとして捉えられていて、自分の様々な活動を制限していることも理解しやすい。

 今日などは、私は体調がちょっと不調である。そういうときに、漠然と不安になるのではなく、体から来る不安かなと思うと楽になる。

 応用はけっこうある。例えば初対面のCさんにあって、たまたま嫌悪感を催したとすると、それが身体からくるのか、成育史からくるのかと考えるだけでも、今後のことを前向きに考える上で役にたつ。

 ちょっと試してみては?

  愛の関係 8/10

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