この数週間、分子生物学の本を読み、動物園に行ったりしてきた。そして、ロジャースの19の命題を思索したりした。
時に、思い出したように日本人の原型を勉強すべく、持統天皇の資料も読んだ。
最近は、原発問題の節電の影響で、夕方になると暗くなる。星もよく見えたりするようになった。それも、何か影響があるかもしれない。
人間って何だろう?そんなことを、考えることが多い。
この問いかけは、浮世離れしているようで、意外と世の中の修羅場を渡るときに大切だ。
私は、日常の中の自分をAとして、その中身を因数分解のように分けてみることが多い。日常の人Aを、次のような公式で表す考え方がある。
A=B(X+Y)
X:成育史からなる心 Y:医学の対象としての身体 B:魂(死ぬと身体から離れる知的生命体、愛そのもの)
この公式は、たとえ、本人がBという愛そのものの魂をもっていても、身体や成育史のフィルターにより、Aとなってしまうということを教えてくれる。また、生まれてからの様々な経験がXとして捉えられていて、自分の様々な活動を制限していることも理解しやすい。
今日などは、私は体調がちょっと不調である。そういうときに、漠然と不安になるのではなく、体から来る不安かなと思うと楽になる。
応用はけっこうある。例えば初対面のCさんにあって、たまたま嫌悪感を催したとすると、それが身体からくるのか、成育史からくるのかと考えるだけでも、今後のことを前向きに考える上で役にたつ。
ちょっと試してみては?
愛の関係 8/10