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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

理性と感情のはざまにある大切なもの!(思考・感情・行動 4/10)

2012-04-23 | 第十章「今ここでの恩寵」

 もう30年近く前のことである。勤めていた会社の先輩のKさんと昼食を食べながら楽しく歓談をしていた。その時、Kさんが言うには、以前感受性訓練を受けたことがあるが、なかなか良かった。マネジメントをする人は受けるべきだね。そんな会話であった。

 当時は、臨床心理学とかカウンセリングなど縁がなかった私だが、マネジメントには理性だけでなく感情というか感性というか、そういう要素も大切なんだと何となく理解し、将来機会があれば受けてみたいと思った。

 そして、U先生の「生き甲斐の心理学」を学び始めて10年以上が経過した今、その時の会話を暖かい気持ちで思い出している。

 Kさんの受けた訓練、どんな学派のどんな先生だったんだろう?心理学のワークショップは、さまざまなものがあり、人から評判を聞く機会も多いが、意外に賛否両論がある。Kさんにはよかったようだが、二度と行きたくないという人もいる。私も勉強会を開催したりするので、気を引き締めなければと思う。

 もう一つは、感受性訓練という点であるが、当時は対人関係が中心の職種だからなと狭く考えていたが、どうも違うようだ。

 理性と感情は別もの。正しい判断をする場合理性が大切で、寧ろ感情は排しなければ・・・そんな雰囲気が世間には決して少なくない。しかし、実際は、体感や感情は理性を補完し、より良い判断には体感や感情も大切なようだ(最近の脳科学の知見も参考になる)。日本人も歴史的に詩歌、能や茶道などを大切にしてきた。

 自分の感情や感性を、真善美と繋がる貴重な情報と考えてみてはどうだろう。そして、感情や感性を鍛えてセルフコントロールを上手にする。

 写真は多摩動物公園のモルモット。ウサギやハムスターにはなじみがあったが、モルモットもかわいい!

 

思考・感情・行動 4/10

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