goo blog サービス終了のお知らせ 

イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

占いの効用 (どっちに行こうか 10/10)

2017-12-07 | 第九章「愛」

 「どっちに行こうか」も最後になってしまったが、自分の人生を振り返ると、自分の歩む道はAかBかと本当に悩む局面があった。特に自分の経験したことのない選択をするとき、あるいは生命にも影響があるような場面・・・こんな時はそうだろう。

 今、持統天皇の研究を進めているが(縄文時代と並行して)、壬申の乱について昨日は日本書紀を読み返していた。壬申の乱の初期に天武天皇、持統天皇は吉野を逃れて東国に逃れる。この時はどうも時間が勝負で、徒歩で40人くらいの集団が一挙に名張周辺まで徹夜で進むようだが、孤立無援の状態でもあり心身ともに疲弊したようだ。

 そして、名張川周辺で黒雲が出て来る。恐らく、婦女子を連れての移動で精神的にもかなり参っていたようだ。泣き叫び錯乱する人もいたかもしれない。その危機の時、天武天皇はなんと占いをする。どうも竹(筮竹?)を使ってということなので、易・経を行ったように思う。その結果を見て「天下が分かれ、そして自分が勝つ」と解釈をする。恐らく、その占いで天武天皇・持統天皇をはじめご一行は心の平安を得て次を伊賀を目指したのだと思う。

 古代にも一族が一挙に滅びるような政変などがいくつもあったわけであるが、どうも占いを行った天武天皇・持統天皇は、それにより活路を開いたようだ。予測不能の混乱の中で、どう生きるか。きわめて重要なこころの問題でもあるが、この場合の数千年の歴史をもつ易・経のすばらしさは特筆されるべきである。

 さて、一昨日は12年続いているU先生の腰越の勉強会であったが、学友と楽しい忘年会に参加した。その中で世界の占いの話がでた。占いのが心理学より儲かるかもしれない・・・などという楽しい話もあったが、来年はまじめに?生き甲斐の心理学の観点で世界の占いの研究もしてみたい。なお、占い結果で一喜一憂するのではなく、出た結果を如何に明るく解釈するかが重要なようだ。天武天皇はどんな卦を出したのだろうか。

 

どっちに行こうか 10/10

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ 人気ブログランキングへ <・クリック応援いつも感謝しています!

 ------------------------------------------------------------

縄文中期の関東・中部地方を中心にした愛と魂の物語です。

「縄文小説 森と海と月 ~五千年前の祖先の愛と魂~」購入方法

1.紙の本の入手については・・・

  四ツ谷サンパウロ書房さんへ 定価(1,500円+税)送料別。

  電話:03-3357-8642(書籍・視聴覚)

    住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2  

2.電子書籍版は定価(1,000円+税)でアマゾンさんで、

  Kindle unlimitedでも読めます。サンプルもあります。

縄文小説 森と海と月: 五千年前の祖先の愛と魂

森 裕行


  なお、カスタマーレビューを書いていただけると励みになります!

 尚、私の電子書籍は現在この縄文小説だけです。同姓同名の方の

 著作がありますのげご注意ください。私の著作の確認はこちら

 ------------------------------------------------------------

+++スマートフォン等のブログ表示で心理学関係の広告が掲載されることが

ありますが、私が推薦しているわけではありません。ご注意ください。