期待に応えることは、楽しいこともあるが、自分の実力以上のことだったり、あるいは期待する側に多くの問題があった場合、とても辛いことになったりする。人間は誰も完璧ではなく、多くの問題を持っているものなのだ。しかし、そうした人間のみが具体的に期待したりされたりするのも事実。
そんなことで、人間関係に疲れたりすると旅に出たりするのだろう。そして、真善美を求めたり、裏切らない神仏に心を寄せたりする。たぶんそれは健全であり理にかなっていると思う。
神仏のイメージというのは心理学的にとても興味がある分野であるが、身近なお地蔵さんや、家庭の祭壇の祖先、私の信じるカトリック教会の守護の天使などはどうだろうか。気楽に声を掛けたりすると、裏切ることもなく優しく何かを囁いてくれそうだ。
先日の持統天皇に想いを寄せた旅。今回は、そのお墓には寄らなかったが、御陵には天武天皇の棺と持統天皇の骨壺があったそうだ。それをどう解釈するかは、いろいろあると思う。埋葬方法を決めたのは、可能性の高い持統天皇とすると、その思考・感情・行動は異常だったか健全だったか、いろいろ不謹慎かもしれないが想像してしまう。
もう一つ想像してしまうのは、持統天皇が父の天智天皇や若くして亡くなった母の「期待に応える人生」を送ったのか、神仏等に支えられた「個性を育む人生」を歩んだのかということだ。こうした問いかけは、自分自身に対しても価値のある問いかけかもしれない。
ひとり立ちについて 6/10
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森 裕行 | |
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