関ケ原で徳川家康も桃配山布陣で意識していた壬申の乱。昨日は、その壬申の乱をおって美濃不破関の遺跡や、瀬戸唐橋の遺跡を展示している滋賀県立琵琶湖博物館に行ってきました。両者とも駈け足で見学したため、ちょっと残念でしたが生々しいイメージを得ることができました。滋賀県立琵琶湖博物館は縄文時代の遺跡の粟津湖底遺跡の展示もあり、また興味ある琵琶湖の展示が素晴らしく感動しました。博物館のカルタなどもあり思わず買ってしまいました。今まで行きたくとも、車がないとなかなか行けない場所で幸せでした。
写真は不破関資料館の周辺ですが、このあたりに天武天皇が壬申の乱以降に100年続く関所を作った場所で、周りには当時の戦場と思われる場所や、天武天皇や持統天皇、そして大友皇子を偲ものがありました。実際に大友皇子がこの場所で亡くなったかはさておき、当時の人のこころねに触れる思いでした。
天武天皇側と大友皇子側が対峙したとされる藤古川。清流でほたるも出るとか。
琵琶湖博物館の唐橋の遺跡も生々しかった。当時の発見された刀や鏃、橋の橋脚土台なども展示してありリアルでした。美しい琵琶湖の歴史も堪能できました。
日本書紀に出てくる野上行宮跡も探したのですが、残念時間切れで見つけることができなかったのが残念です。
持統天皇が不破関や唐橋に戦後行ったかどうかは不明だが、少なくともその様子はリアルにご存知だったと思う。戦争の悲惨、そしておそらく自らの生死を賭けた場所であり(直接戦場にたつことはなかったにせよ、もし、負ければ命も風前の灯)。持統天皇をリアルに感じることができたようだ。私は瀬戸唐橋や不破関は、持統天皇が訪問したのではと強く思うがどうだろうか。
人生で生死をかけることは他人事のようで、実は私たちも含め同じ生死のある人間。メメントモリ、持統天皇はどう感じていたのだろうか。
今日は、いよいよ飛鳥から吉野方面の旅。
間を考える旅 2/10
------------------------------------------------------------
縄文中期の関東・中部地方を中心にした愛と魂の物語です。
「縄文小説 森と海と月 ~五千年前の祖先の愛と魂~」購入方法
1.紙の本の入手については・・・
四ツ谷サンパウロ書房さんへ 定価(1,500円+税)送料別。
電話:03-3357-8642(書籍・視聴覚)
住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2
2.電子書籍版は定価(1,000円+税)でアマゾンさんで、
Kindle unlimitedでも読めます。サンプルもあります。
森 裕行 | |
なお、カスタマーレビューを書いていただけると励みになります!
尚、私の電子書籍は現在この縄文小説だけです。同姓同名の方の
著作がありますのげご注意ください。私の著作の確認はこちら!
------------------------------------------------------------
+++スマートフォン等のブログ表示で心理学関係の広告が掲載されることが
ありますが、私が推薦しているわけではありません。ご注意ください。