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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

やはり、お金に忠誠心もあるね!(忠誠心 8/10)

2011-10-27 | 第五章「和解と平和」

 自分が自己混乱感に打ちひしがれているとき、何で立ち直ったか?この問いはこころの健康を考える上でとても有意義な質問である。発達心理学で有名なエリクソンは、自己混乱感と一緒に二つのキーワードを述べている。アイデンティティと忠誠心である。

 先に、私の青春時代の例をあげて、私の場合は、友達とか家族とか仲間への忠誠心・・・そんな事例を述べた。そして、青春期を過ぎてから神仏への忠誠感についても述べた。しかし、よく考えれば、様々なシーンで、いろいろな忠誠心に出会う。自分では余り気づかないような忠誠心もあるみたいだ。

 欠乏感、ハングリーな状態の時は、充足するための忠誠心というものもあるかもしれない。当然お金に忠誠心も不思議でない(10/25のブログはへんと言ったが)。権力に忠誠心もあるだろう。欲望に関係するものは倫理道徳で裁きがちだが、よく考えてみると、自己混乱感でいっぱいの時には、その対象への忠誠心も自然。

 しかし、何故一昨日は、お金に忠誠心はおかしいと思ったのだろうか。一利はあるが、どうもお金が何らかの自分の弱みと重なり、防衛機制が働いたのかも。NPOに関わっていたり、日々の経済的な問題とか、やはりお金は頭痛のたねなのだ。

 昔、某氏が、人はだいたい信用できるが、お金については人が変わるので注意しなければと言っていたことを思い出した。事業仕分けなどお金の動くところに、皆関心を持つのも何となく判る。お金に関する言説は自分を含めて注意が必要だ。人のこころの世界には無意識もあり、本人に悪気が無くてもゆがむのだろう。

 お金に忠誠心を持つことで、混乱感を脱した事例だって最近だって私あるなぁ。

 忠誠心 8/10

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