イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

土下座をしろとは言わないで!

2007-04-21 | 第四章「愛とゆるし」

電車の中で、突然口論が始まり、プラットフォームに下りた男性二人。ひとりが大声で怒鳴る。「土下座しろ!」。これで、喧嘩が始まるかと心配していると、あっけなくもうひとりが土下座をした。

衆目の中、怒鳴った男はさっと立ち去ったが、周りの人は何か後味が悪いようだった。

成人のこのようなトラブルも問題だが、青少年が関わる変なしつけや、いじめはもっと深刻だと思う。大きな心の傷になることもあるだろう。

人をゆるすこと、自分をゆるすこと。問題の渦中にあっては考える余裕はない。こころが健やかなときに、何であの時自分はゆるせなかったか、どうすればよかったかを振り返ってみることは役にたつ。

自分にも生まれ落ちてからの、固有の成育史があり、他人も同様に固有の成育史ある。批判せずじっくり傾聴すると、深い人の真実が見えてくる。

人の真実は深遠で、単なる理屈は余り役に立たないと思う。傾聴することを学ぶと、問題解決が楽になり、随分ストレスが軽減した。

犬のノコちゃんはトマトが大好き。すぐに土下座?

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