無意識の存在を実感し始めたのは、生き甲斐の心理学を勉強し始めてから、さらに意を決して会社を辞めたとき以来である。
同じような間違いを繰り返す。原因のはっきり判らない不安感。
無意識の世界はこちらからは意識できない世界なので、ちょっとしたことから推察するしかない。運が良いことに、臨床心理学の世界は100年の歴史とはいえ、実生活に役立つヒントを与えてくれる。
無意識の世界から運ばれてくるものを、自分の感情生活、思考、行動の事実でパズルのように当てはめていくと、思い当たることが炙り出されてくる。そして五感と体感は大きな味方である。
ヒントから、自分の生き甲斐を検証し、人生の航路を変えていく。私自身は本当に未熟者であるが、生き甲斐の心理学はとても役立つ羅針盤であると確信している。
私は、自分自身の全体を意識化することは死ぬまでできないと思う。美しい景色があっても、切り取られた空のように一部しか見えないのが現実である。
でも、それはそれでよいと思っている。
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