夕方、外に出ると冷たい微風があり、レモンマーガレットの花弁が微かに揺れていた。
先日、映画「蒼き狼 地果て海尽きるまで」を見た。きっかけは、2月に伊勢神宮の内宮の別宮 風日祈宮を訪れたことがある。静かな佇まいで、五十鈴川の側にあり、微風を感じて爽やかであった。
風日祈宮が元寇のときに、神風を吹かしモンゴル軍を撃退した話はそのときに知った。
微風から暴風まで、風はいろいろな顔を持っている。そして、風を肌に感じるときに、何か深遠なものを感じ取ることがある。
英語のSpiritはラテン語でSpritus、その原語はギリシャ語でプネウマであり風の意味もあるが霊、神なる霊という意味まで持っている。
世界史上でもっとも強大であった元を食い止めた風の神。
日本でもその時の記憶が密かにある。
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