この前買った長尾和宏の本に、1日だけ朝から晩までの3食を抜いてみるというプチ断食が載っていたので、さっそく試してみた。大体、この本に書いてあるような事が起こったので良い経験だった。
どんな風になるかというと。。。。。
1) 昼頃になると空腹感が襲ってくる。でも水しか飲まない。(血糖値が下がって脳が空腹を訴えている状態)
2) さらに我慢を続ける。悶絶。震えが出そうな気分になる。(脳みそがさらに強烈な空腹を訴える)
3) 夕方になると不思議と空腹感が和らぐ。(肝臓がグリコーゲンの解放を進めて、血中に糖を供給するから。再び血糖値が回復)
4) さらに水だけで過ごす。空腹感は落ち着いている。(肝臓のグリコーゲンが4-5時間で尽きるまで)
5) 夜中になると、気分が冴えてきたような感じ。体が爽快な感じ!。本当にこの状況になりました。
グリコーゲンが尽きると、今度は脂肪の分解が始まって、このエネルギーが脳ミソの栄養供給やら、筋肉を動かすエネルギーになってきます。糖をエネルギー源としていた通常モードから、脂肪をエネルギー源とするモードに変わったということ。特に脳みそにとってはこれは大きな変化で、とても爽快感があります。空腹もぜんぜん平気で、ハイな気分。
脂肪が燃えるので、ダイエットにもなりますが、運動で燃やすほどの量ではないので期待薄。痩せたかったら断食ではなくて運動しろということ。では、プチ断食の何がいいかというと、働きずくめの消化器官にとっての貴重な休日になる。特に腸がからっぽになるのが良くて、毒素の排出と免疫力の向上に寄与する。それと、上述のようにエネルギー源を一回リセットして体のモードを変えた効果が大きくて、これも体全体の細胞レベルでの活動活性化に効くそうな。確かに体がシャキッとします。
ただし、、、、、この状態を長くつづけると、今度は筋肉中のたんぱく質をエネルギー源に換えだすので、筋肉が落ちていく危険な状況に。よって断食は一日程度がよろしい。
週末断食、お勧めです。
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