先月、知人が入院して手術したらしい。後からメールで知ったんだけど。
開腹手術だった(腹腔鏡から術式変更)とのことで、私も開腹は経験者だから、ひとしきり手術あるあるの話題で盛り上がった。で、驚いたことに、、、、、オペの翌日から、ドヤドヤと知人や親戚が見舞いに来たそうで。すごく迷惑だったと申していました。まあ、せっかく来てもらったので、つらいのをおして対応したらしいけど。非常識な人っているんだな。
世の中には、入院と聞くと条件反射的に「あ、お見舞いだ」って考えて、それ以上の考えが及ばない人っている。困った事にそういう人って、自分は常識的な人間だと疑いもなく信じていて、入院という一大事にお見舞いに参上した自分に満足してるんだよね。もう、相手の事なんか構わないで、術後の大変な時に平気でアポなしで来てしまったりする。
しかも早く帰りゃいいのに、小一時間も「元気付けて」あげたりしてしまう。さぞかし、良いことをしてあげた気分で帰っていったか、、、、、病人を見舞うという常識ある自分に満足したか、、、、、入院しているのにお見舞いもしない薄情な人間との指摘を受けることもないと安堵の気持ちでいるか、、、、、ともかく誰のためのお見舞いでもなく、自分のためのお見舞いをする人っているんですよ。
オペ翌日っていうと、開腹手術ならまだカテーテルも入ってるし、術着のままだとか、他人に見せたくない格好してるんで、見舞いなんて勘弁して欲しい。気の利いた病院だと、病室に名前載せないとか、外部の人間に聞かれても病室教えないとか対応してるんだけどね。というか、本当に常識ある人なら、お見舞いに行くにも時期選ぶとか、アポ取ったりできるんだろうけどね。
もちろん、回復してくると、入院って本当に暇なんで、こういう時にはお見舞いに行けばいいです。行くと喜ばれます。でも、入院患者って、人に会いたくない時もあるんで、善意の押し売り・自己満足型のお見舞いは絶対に御法度。