LOVE NATURE

釣りとかグルメのページ。
昔は、山と旅とスキーを標榜するも、体力の低下にともない、緩い趣味に変わってしまった。

東京オリンピック、、、、禁煙進めて欲しい

2016年09月26日 | 日記

 小池百合子東京都知事が、東京オリンピックでの禁煙促進に前向きと報じられてますな。どんどんやって欲しい。舛添前知事も、一時はそんなことを言っていたときもあったけど、都議会の反対で腰砕けに。小池知事はというと、そこらへんについては議会のドンも含めて対決姿勢を明確にしているので、徹底的にやって欲しいもんである。

 まずは、飲食店は全面禁煙。

 なんでこんな簡単な事が先進国と呼ばれている国でできないのか。私が暮らした国、アメリカでもヨーロッパでも南アでさえも、飲食店は禁煙(か徹底した分煙)である。人が食事している横でプカプカタバコを吸うことが許されているとは、相当に野蛮な事だと思ってよい。

 禁煙にすると客足が減るとか言ってるけど、そんな事無いって。。。。。飛行機でもバスでも禁煙にして乗客が減ったなんて話は全く聞かない。

 禁煙ということになれば、そういうモンだと思って何も問題など発生しない。せいぜい長くても数時間の喫煙を我慢させればいい話。喫煙者は自分の家に帰って、部屋中がヤニでベタベタになるくらい吸ってもらえばそれで結構。簡単な話なのである。

 その昔は、病院の待合室で子供が喘息でゴホゴホいってる横で、平気で大人がタバコを吸っていた。私が子供の頃は普通の光景だった。ところが、今ではそんな事非常識な事をする大人がいれば、手荒な扱いで放り出される事間違いない。

 乗り物が禁煙になり出した頃にはまだバカがいて(特に常磐線の長距離列車なんか)、 禁煙車で注意されてもタバコを消さない喫煙者と大ゲンカした記憶もあるが、今では列車でタバコを吸おうなどと考える人間はいまい。それが常識だから。

 という事で、飲食店は禁煙と決めてしまえば、そういうもんだという事になって、誰も食事をする場所ではタバコは吸わないという事が常識になるだけである。オリンピックがいい機会だ。早く、この野蛮な状態から脱して、先進国標準の常識的な国にして欲しい。

 来週は日本へ一時帰国。また旨い日本食を堪能。。。。。。と思うんだが、帰国の度に飲食店ではタバコでがっかりするのである。

 


行動経済学

2016年09月18日 | 日記

一年後に100万円の金を手にすることが決まっていたとします。この時に例えば、70万円だったら今すぐ手にできるよ。。。。。。と言われたらどうするか。

こういう問題を時間割引率といいますが、70万円を選択する人は時間割引率を高く設定している人です。要はかなりの割引を受けたとしても目先の利益を選択します。

 こういう人を時間割引率の高い人と言って、いいかえると目先の利益を優先する人、目先の快楽や享楽にすぐ飛びつく人です。将来の価値を重要視しない。

 時間割引率の高い人はあまり得をしません。

 例えば、、、金利が雀の涙しかない時代に、20%もの金利で金を借りたり、クレジットカードのリボ払いをするような人が、時間割引率の高い人達ですが、こういう人(リテラシーが低い人)達が金融業界のカモです。さらに、金の使い道にしても、享楽に優先して使ってしまうのが特徴。常識のある人ならサラ金には手を出さないし、クレジットカードだって一括払いを選びます。散財も考えて行う。

 時間の使い方にしても然り。時間割引率の高い人は、将来の利益と目の前の利益を天秤にかけるということが苦手なので、自分の将来の投資になるような時間の使い方をせずに、刹那的な生き方をします。苦しくても勉強をしようとするより、今を楽しく遊んでしまう。

 この夏、大ヒットした貧困女子高生。これも相当に時間割引率の高い人だと思う。

 高校三年生で好きなアニメの絵をかいて、グッズに散財して、コンサートにも行って、高いランチを食べて、、、、、、楽しそうだと思うけど、世の中の高校三年生ってもっと違う事してるんじゃないのか?もっと時間割引率を見直せば、さらに付加価値があるパソコンやエアコンの一台も買えないとは思えないし、この先の進路にしたってそうだろ。これって、本当に社会がどうにかする問題なのか???

 と、行動経済学の側面から、この夏の大きな話題を考えてみた。

 

 

 


釣りは趣味!!

2016年09月04日 | 日記

 世の中、その道のプロになっても、とてもじゃないけど食っていけない商売ってある。特に趣味の延長の分野。

 釣りにもプロはいる。賞金をかせぐトーナメントプロもいるし、釣り番組に出るプロもいる。ただ、これだけで食っていけるのは、野球やサッカーのプロスポーツ選手なんかよりも絶対数で遥かに少ないはず。

 世の中に釣り少年はゴマンといるけれども、これを職業にしたいと少年が言い出したら、止めてかかるのが分別ある大人。趣味で釣ってなさいと。まあ、百歩譲って、釣り具のメーカーに就職したいってのはありか?

 ちなみに、、、、、、、釣りの専門学校ってのもあります。プロの釣り師を養成する学校だそうです。何を教えてんだかね。。。。専門学校って言ったって資格がとれる訳でもなんでもないんだけど。こんなところに「進学」したいと言い出しても、やめときなさいと言うのが常識ある大人だと思う。

 同じように、趣味の延長として、ダンスの専門学校やら、ダーツの専門学校、小説の専門学校、アウトドア専門学校なんてのもありますな。

 こういうのって、、、、、看護専門学校とか、簿記専門学校とか、美容師専門学校なんかと違って、卒業の定義も曖昧で資格にもつながらない。いわば、趣味やお稽古事の延長のようなもの。これで食っていこうと思っているなら、相当ハードルは高い。っていうか専門学校経由でその道のプロを目指すのが正解な分野なのか??

 貧困でアニメの専門学校に行けない。。。。。。。ってのが、ネットで物議を醸してるけど、これも、どちらかというと、釣りやダンスの専門学校の部類なんじゃないの??金と暇がある人は余裕もありそうだからそれでもいいけど、貧困から抜け出そうって人が選択する道なのか?。若者の夢をバックアップするのは大いに賛成だけど、釣りの専門学校、アニメの専門学校に「進学」するために、税金で助けてあげるんか?売れない劇団の研究生で生活が大変だから生活保護下さいって言ったって認められのと同じで、こんな選択肢に税金は投入されないと考えるのが妥当。

 アニメは趣味にしておいたらどうかとか、また違ったアプローチを試してみるのはどうかと言ってあげるのが分別ある大人だと思う。こういう大人が周りにいなかったのが最大の悲劇なんだろう。だから、こんなことスピーチした挙句、全国にテレビで放映されて。。。。。。。大きな反感を買うことになったのだと思う。

 


二度目の春

2016年09月02日 | 日記

 北半球と季節逆転の南ア。最近、春の気配が出てきて花も咲くようになってきました。朝の最低気温も冬の盛りだと一桁台で、吐く息も白いし暖房も必要なんだけど、最近は心地よい朝です。

 南アに滞在して二度目の春。

 去年と今年で何が違うかというと、、、、、、計画停電が一度もないです。去年は一週間に1-2回、輪番で計画停電してました。電力が足りなかったから。夕方から夜にかけて4時間くらい停電。数年前からそんなのが当たり前だった。経済成長に、電力の供給が追い付いていなかったということ。

 そんな国で、60万kwの発電設備を12基というとてつもない規模の発電所を建設中。そのうちの2基が最近稼働を始めて、やっと電力需要に供給が追い付いてきた。残りの10基が稼働すれば、自国の電力は有り余るほどで、他国にも余裕で売電できるようになるでしょう。

 先日、安倍総理がアフリカ開発会議に出席して、大々的にアフリカにインフラ投資をする旨宣言してましたね。私の会社も一緒に出てたんだけど、さらにアフリカの地に発電所を建てる気マンマンのようです。

 まあでも、私的にはアフリカのプロジェクトはこれで充分。やっぱ、北米か欧州がいいな。。。。理由は釣りが充実してるから。アフリカ3度目の春にならないようにしないと。