小池百合子東京都知事が、東京オリンピックでの禁煙促進に前向きと報じられてますな。どんどんやって欲しい。舛添前知事も、一時はそんなことを言っていたときもあったけど、都議会の反対で腰砕けに。小池知事はというと、そこらへんについては議会のドンも含めて対決姿勢を明確にしているので、徹底的にやって欲しいもんである。
まずは、飲食店は全面禁煙。
なんでこんな簡単な事が先進国と呼ばれている国でできないのか。私が暮らした国、アメリカでもヨーロッパでも南アでさえも、飲食店は禁煙(か徹底した分煙)である。人が食事している横でプカプカタバコを吸うことが許されているとは、相当に野蛮な事だと思ってよい。
禁煙にすると客足が減るとか言ってるけど、そんな事無いって。。。。。飛行機でもバスでも禁煙にして乗客が減ったなんて話は全く聞かない。
禁煙ということになれば、そういうモンだと思って何も問題など発生しない。せいぜい長くても数時間の喫煙を我慢させればいい話。喫煙者は自分の家に帰って、部屋中がヤニでベタベタになるくらい吸ってもらえばそれで結構。簡単な話なのである。
その昔は、病院の待合室で子供が喘息でゴホゴホいってる横で、平気で大人がタバコを吸っていた。私が子供の頃は普通の光景だった。ところが、今ではそんな事非常識な事をする大人がいれば、手荒な扱いで放り出される事間違いない。
乗り物が禁煙になり出した頃にはまだバカがいて(特に常磐線の長距離列車なんか)、 禁煙車で注意されてもタバコを消さない喫煙者と大ゲンカした記憶もあるが、今では列車でタバコを吸おうなどと考える人間はいまい。それが常識だから。
という事で、飲食店は禁煙と決めてしまえば、そういうもんだという事になって、誰も食事をする場所ではタバコは吸わないという事が常識になるだけである。オリンピックがいい機会だ。早く、この野蛮な状態から脱して、先進国標準の常識的な国にして欲しい。
来週は日本へ一時帰国。また旨い日本食を堪能。。。。。。と思うんだが、帰国の度に飲食店ではタバコでがっかりするのである。