食って飲んで寝て、山眺めて釣りに行って。。。。。。と、自分のやりたいことしかやらないストレスフリーのチロルバケーションから復帰して、また南アフリカの日常生活。
特に何にも変わりない生活なんだけど、一週間いないうちに日の出の時間が早くなっていて、春の訪れを感じさせます。朝６時半にアパート出るときはまだ暗かったんだけど、だいぶ明るくなってきました。それと、DUSで買ってきたコシヒカリが美味しくて充実の食生活です。
チロルバケーションの決算をしました。往復の航空券がマイレージでタダ。会社の福利厚生で旅費の補助。いろんな割引も考慮すると。。。。。支出の全合計１０万円台。上出来だと思う。
意外な出費と言えば、、、、、、ヨハネスブルグの空港のターミナルに一番近いショートタームの駐車場に車を一週間駐めて、いくらかかるのか興味あったけど、日本円で１２０００円でした。意外と高いですね。その代り、到着のゲート出て歩いて３分も行けばもう車にたどり着く一等地。
楽しい時間が終わるのはあっという間。昨年のOV合宿以来のKGM氏と、やはり昨年のチロル合宿以来のO師匠との充実のバケーションは終焉を迎えました。
ヨハネスブルグの空港から３時間運転して戻ってきたサバンナ。イボイノシシとシマウマが出迎えてくれました。真冬なんだけど、太陽がいっぱいで相変わらず抜けるような青空の南ア。ま、これはこれで悪く無いか。また夜歩きできない生活に戻るけど。
DUSで仕入れた米。カリフォルニア米なんだけど、日本のコシヒカリと遜色ないです。南アで買ってる台湾米と比較にならない旨さ。しばらくは楽しめるでしょう。
ああ、明日からまた会社か。。。。。。。。。
チロル最終日の天空行きは、体調がすぐれないのでキャンセル。毎日、ドピーカンの中をウェーディングしたり山道登ったりしてると、結構な体力をつかっている模様。それに加えて、毎日昼からアルコール飲んだり、腹減るんで食べてばかりいたら。。。。とてつもない疲労感と、胃腸の不調が同時にやってきました。
最終日は、ほぼ一日眠って終わり。食事もとらず。夜も普通に寝たので、一体何時間睡眠をとったのやら。。。今日の朝目覚めたらすっきりしてたけど。
良く判ったのは、もう若くないということ。昔ほど無理がきかなくなったということ。O師匠もKGMさんも同じような事言ってましたね。毎日、胃腸薬飲んでるとか。体に疲れが溜まると、内臓にも影響が出るようになるんだな。。。。。というか、胃腸の不調が体力の消耗を招いたのか。まあ、両方なんだろうけど。
ということで、イマイチ尻切れトンボ的ではあるけど、チロルバケーションは終了。これからまた南アの家までたどり着く大旅行が控えているんで無理は禁物。今、DUSにいるんだけど、酒やら日本食やら夜遊びも控えて安静にしてます。
で、明日は床屋行って、日本食材店でコシヒカリ買って、また夜行便で帰ります。
やっぱり釣りに来てるんだから、ゴロゴロしてないで竿出すか。。。。。。と思って夕方からFelberbachに行きました。普段いつも釣ってるところでやったけど、さっぱり反応ないので、車で２ｋｍ程上流に向かって適当なところで入渓しました。初めて竿を出す場所。
これが大正解で、流芯を超えた対岸のふちをアップくクロスで流す釣り方も当たって、やる気のある魚が電光石火の早業でフライに食ってくる楽しい展開となりました。落ち込みのポイントを狙い撃ちする釣りとはまた違った楽しさがあります。
宿の夕飯の時間を考えながら程々に釣って帰路につくと橋が。。。。。。。。下を見ると良さげなポイントがあるけど川まで降りるのが面倒なんで、ふざけて橋の上からフライを打ってみました。下からは釣り人が丸見えだと思うんだが。。。。。
これが、食ってくるもんなんですね。。。。。
２匹目。
さあ、いよいよ明日は釣り最終日。また天空に行って、最近は竿を出してない下流域で遊んでみようかな。尺オーバーがまだ出てないんで明日は大きいのを釣ろう。
明日もドピーカンの天気予報。これ程天候に恵まれたチロルも珍しいと思う。
教会の１２時の鐘の音に誘われるようにホテルの中庭に昼食へ。。。。
開口一番ビール。もともとブリュアリだったところがホテルを始めたんで、ビールは自家醸造です。酵母が生きてます。できたての新鮮なビール。旨いです。
トラウトのムニエルと共に白ワインも。午後は廃人確定。でもなんで昼酒ってこんなに旨いんでしょう。
旨かったです。魚を食べる民族として、魚を愛する人間として、魚は徹底的に食べるべし。
午後も昼寝以外は何にもしません。気力があったら夕方に近所で軽く竿出してみるか。夕飯を旨く食べるためにも。
ああ、何とリラックスした心地よい夏休みでしょう。何にも縛られず、ただやりたい事だけを気分のおもむくままにやって、食べて飲んで寝る生活です。外に出れば太陽がいっぱいで、まさに夏真っ盛りのアルプス。それも冷房いらずの爽やかな気候で、夜も昼も快適そのもの。川に出れば清冽な流れから飛び出す穢れを知らぬトラウト達はまさに渓流の宝石と称される美しさ。治安の心配など皆無で、酔って一人で夜歩きもできてしまう。
休暇も今日で半分消化。あとはカウントダウン。またアフリカに帰った時の反動の大きさが心配になってきた。。。。。。。。
昨日、天空の帰り道にレンタカーの警告灯が点灯。
冷却水の高温か冷却水低レベルの警告です。赤の警告なんで、車をすぐに止めろという内容。だけど、水温計の指示は９０度で安定してる。不安になりながらも運転を続けて帰ってきました。
ミュンヘン空港まで帰る高速の途中でエンコされても困るんで、レンタカー屋に連絡した上で近くの修理工場に持ち込むつもりでおりました。
で、この話を朝食時に一緒に釣りに来てる自動車メーカーのKGM氏にして、車を見てもらったところ。。。
ラジエータのリザーバタンクの水量が自然減少していて、警告灯が点いたのだろうと。リークだったらタンクがスッカラカンのはず（レベルを割っていただけで、残量は確認できた）なので、水を追加しておけば大きな問題はなかろうという事で一安心。ペットボトル一本程でレベル回復して、警告灯は消えました。さすが自動車メーカーのエンジニア。こんなのは朝飯前って事です（実際は朝飯後でしたが）。
で、一安心したら、バルコニーのチェアがおいでおいでをしてるんで、ハウスキーピングが来ている間はここでゴロゴロしながら、山を眺めてインターネットやってます。今日はもう午前中は釣りはいいや。ノンビリしよう。昼は中庭でトラウトのムニエルでも頂きながら、ビール。昼寝した後に近くの川で竿を出すかどうか。ウェーダー履くのが面倒だな。。。。。ビールだけでなくてワインもいって廃人になるのも悪く無いな（笑）。
今日はKrimmlerまで足を延ばしました。１０時半の遅いタクシーです。この位の緩さが今のお私には丁度いい。昔は８時半のタクシー乗ってましたが。
天気が良いのは判ってましたが、絶好の釣り日和。半袖で充分。タクシー終点の山小屋から山道を気分よく上流目指して登ります。
入渓しようと思っていた私のお気に入りのポイントには、牛の群れが！！仕方ないんで諦めて、近くに腰を下ろせるいい場所があったんで、釣りもせずにもう昼飯です（１２時近くになってるんで）。
宿のランチパック。まあ、いつものセットです。これで充分。外で食べる飯のなんたる旨い事よ。
腹ごしらえしたら、岸際を打ちながら遡上していきます。打つポイント、ポイントで次から次へ食いついてくる活性の良さでした。これこれ。これがこの川の良さなのです。
私のお気に入りの沢。
この素晴らしい景色の中、清き流れでフライを振る幸せ。天気にも恵まれたし、最高のフライフィッシングを堪能できました。
２時間位竿出していて、２０匹は超えたものと思う。ここぞというポイントではかなりの確率で出てきたので楽しかったです。ドライフライの楽しいところを堪能しました。これは今日一番の大物。泣き尺でした。
花を愛で。。。。
氷河の岩山に畏敬の念を抱き。。。。。。。。
チロルの大自然を満喫できました。で、最後は当然これ。心地良い疲労感と共に山を眺めながらのビールは最高！！
３時半のタクシーで下山。この位の緩さ、やっぱりいいですね。昔は５時まで釣ってたけど。宿に帰って風呂入って、またビール飲んでワインで夕食。それでもまだ夜８時前。夜風に吹かれながら街中をフラフラ歩くという南アでは考えられない贅沢もできます。ああ、解放感で一杯。南アで溜まりまくったストレスを一気に解放しております。充実の夏休みは続きます。
本当は天空に行こうと思ってたんだけど、フェルバーバッハで大物を静かに釣るのも悪く無いなと思って、予定変更。まあ、近くなんで面倒くさくなくていいってのが本当のところですが。
ジンクリアって訳でもでないけど、これなら全然問題無し。ドライにもバンバン出てくれるだろうと思ったのだけど。。。。
これが、全然ダメ。魚の気配無し。魚影が確認できない。打ち方も流し方も問題無いはずなんだが、水面炸裂せず。魚が浅場に出てきていないのと、水面までの捕食行動に至っていないものと思われる。何でなんだかは判らないけど。川底の岩陰でじっと身を潜めていて、水面のフライは見向きしていないのでしょう。
ここで出ない訳がないという一級ポイントも全て不発。この川でこんな事は初めて。
沈んでしまって見失ったフライにいつの間にか食ってきたレインボー。釣ったうちには入らないな。
どうにか型は見たけど、自分的には今日はボーズに等しい。日和ってニンフ流さなかったのはまあ良しとするか。沈んだフライに食ってきたんだから、ニンフ流せばそれなりに釣果は出たかもしれないけど。
で、釣れなきゃさっさと帰って（５分で帰れる）、ビール飲んでゴロゴロできるところがこの川の良さなんですよ。
初日は不満の残る結果だったけど、まあこれが釣りってもんでしょう。釣れなくたって、いつでも次があるんですよ。
遊び呆けて、ビール飲んで、ウダウダして、ああ夏休みって感じです。ストレスゼロ。明日も晴れだ、明日も釣りだ！
ヨハネスブルグから夜行便で１０時間半。
このルート、夜明けと共にイタリアから丁度チロルの上空を飛んでミュンヘンに向かう。
氷河も上空からバッチリ。
で、ミュンヘンに降り立つと、既に蒸し暑さが。。。。レンタカーオフィスが立ち並ぶ場所を探すと、パリから飛んで来たO師匠とKGMさんが車の貸し出し手続き中！Mittersillで会いましょうなんて言っていたら空港で会ってしまいました。
で、チロルに向かう途中でも気温はグングン上がって、昼過ぎにMittersillに着くと気温は３０度近く。暑いです。去年来た時は最高気温が１０℃にも満たなくて震えていたのに、今年はアチチ。フェルバーバッハも氷河の雪代が出てしまって釣りにならず。さすがのO師匠も１０分で上がったと。
これじゃ釣りにならんです。去年は雨で大増水。今年は雪代。まあ、これだけ暑きゃ午後は仕方ないね。
今、お気に入りの部屋のバルコニーで心地よい夜風に吹かれながら酒を飲んでいます。なんたる解放感。ビールもワインも旨い！！この一週間は仕事も何もかも忘れて遊び呆けます。
さあ、明日は天空。天気も上々のようだけど、どうも気温が高くて朝の時点で濁りが出てしまっている模様。厳しい感じだけど、ボウズって事もないだろうからのんびりと釣るか。もうガツガツ釣らなくてもいいのです。山の空気とマイナスイオンをたっぷりと吸って癒されればそれで。
