産卵期

　雪は夜半には止んだようで、朝から晴れたＯＶは一面の銀世界でした。吹雪の中での釣りはもう御免ですが、銀世界の釣りは悪くはないです。今日は、浜でウェーディングしてルアー。水温は２℃、気温マイナス１℃。南西の風１５ノット。

でっぷりと太った６３センチのメス。ネットを車に置いてきてしまったので、岡まで移動してハンドランディングしました。おや？なにやらオレンジ色のツブツブが雪の上に、、、

 

腹がでっぷり膨らんでいるのは抱卵してるから。ハンドランディングしたときの圧迫で、産卵したのでしょう。ちなみに、汽水湖で流れ込む淡水の川がないので、再生することは不可能なのです。ただ、、、、、三倍体は性成熟しない（その分を成長するエネルギーに回す）はずなので、抱卵する事もない？？？ってことはここのレインボーって遺伝子操作されたレインボーではないという事なのでしょうか。探求は続きます。

 

 

久しぶりのスカっとした青空のような気がします。毎日暗くドンヨリ雲っていて、ショボショボ氷雨が降るか小雪が降るか、、、、、みたいな日が続いてましたが。新雪が朝日に映えて美しいＯＶでした。

一匹釣ってしまうと満足してしまう怠惰な釣師なので、朝日の中を９時過ぎにホテルに帰ってきました。もう今日は何もせずに、ゴロゴロして本を読むか動画を見る休日です。昼酒もしてしまう事でしょう。師匠はたぶん昼近くまで竿出してて、夕マズメも行くんだろうな。。。。。偉い！！

 

雪！！

OVは大雪になってしまいました。明日もつらい釣りになりそう、、、、、修行として割り切るしかないか。。。。。しかし、本当にバカだね。こんな寒いのに釣りなんて。

 

ベルギー観光

　基本的には私はあんまり観光というものに興味がありません。学生時代には一ヶ月以上もヨーロッパ内を観光旅行していたような事もしたけど、最近は。。。。。。。。出張に出る事が多いので、そんな時は旧市街に泊まって、食事を取るついでに少し街を歩く程度かな。

　ま、今回もせっかくベルギーに来たので、ホテルの周りを散策。。。。って、こんなのは観光したうちに入らないな。ちなみに別に観光しにベルギー来た訳ではなくて、ズバリ飲むために来たのです。まあ、ＯＶに行く途中の寄り道って事ですが。夕方５時頃にチェックインしたら、師匠は既に近所のバーに繰り出していて、出来上がっておりました。

 

通称グルメ通りのレストラン街。この近くに有名な小便小僧の像があります。ちなみに小便少女の像もあります。ま、どちらも、札幌時計台並みのガッカリ度で、一度見りゃいいや、、、、、って感じ。今回はパス。雪降ってて寒かったし。で、ムール貝を食べさせるレストランに入って、白ワインを飲みながら貝を食べました。旨かったです。ワインは数本空いたかな。。。

 

翌日は晴れ。旧市街のド真ん中のホテルだったもんで、車はホテルへ直接アクセスできず。宿から駐車場まで歩く事になります。これが観光を兼ねた散策。

 

市庁舎。これでここ来るの３回目かな。世界で最も美しい広場のうちの一つだそうで。世界遺産です。

 

ギルドハウス。

 

以上、ホテルから駐車場まで５分間の観光でした。終り。

 

アウト！！

 

よせばいいのに。。。。。。。ビールも飲んで、ワインも飲んで、食事もガンガンンいって、、、、デザートも山盛り状態。

 これだけで数千カロリーもとってそうなのに、当然のように二軒目行ってウィスキーをパカパカ、、、、、

だめだ。デブになる一方。摂生しよう、、、、、、

パソコン逝く

　ドイツ赴任の前日に近所の量販店で買って持ってきたＳ〇Ｎ〇のパソコンＶ〇Ｉ〇が、今朝突然に天国に旅立ってしまいました（泣）。今まで何でもなく動いてたのに。これがいわゆる、ソ〇ータイマーってやつですかね。有名な。

　でも、、なんだか象徴的な出来事か。日本帰国を目の前にして日本から持ってきたパソコンが壊れるとは。ちょっと残念なのはヨーロッパ生活の想い出がたっぷりの画像類が消えてしまった事かな。アルデンヌもチロルもＯＶも、その他私の生活に彩りを添えてくれた数々の想い出も。。。。

　まあでも、そういう想い出って、心の中に残っていればいつでも再現できるので（少なくとも私は）、目に見える形でなくても構わないと思う。だから、今回もあまり大きなショックはないです。アメリカ駐在時の画像類もウェブ上の情報も今は何一つ残っていない状況だけど、心の中にはしっかりと残っていて再現できるんで。。。。昨日の出来事のように。

　ドイツテレコムの対応が悪くて、あれこれ機器は揃ったけど一ヶ月以上もインターネットに繋ぐのに悪戦苦闘したのも今になってしまえばいい想い出です。そのモデムやらルータやら電話機、テレコムの回線と共に、もう動くことのないパソコンもドイツに捨てていくことになりますかね。

ジャンキー

　O師匠、Ａさんと共にベーコンエッグの朝食を頂いた後に、それぞれの車でＯＶへ。駐車場には既にベルギー組の車が止まっておりました。彼らも年末あたりからほぼ毎週通っている模様（私が日本に帰国してたときも含めて）。シンドロームが重症なんでしょう。同病相哀れむってか。。。。。。。

　で、今日のＯＶは、気温４℃、水温４℃、北西の風１７ノット。一週間前の極寒状態に比べればかなり楽でした。特に水温が２℃上昇したのは期待が持てるところです。先遣隊のＡさんは昨日ルアーを投げて６４センチを含む２匹を上げ、Ｏ師匠はフライでダメだったとのことだったので、私は今日はルアーにしました。フライにはフライの釣り味がありますが、ＰＥラインで楽しむデカ鱒も相当にエキサイティングです。どちらかというと私はこれが好きですね。

　で、釣果は、、、、、、、

４０センチ後半のチビが一匹。Ａさんは今日も６０アップを釣っていた模様。。。。いいなあ。消波堤でフライを振っていたＯ師匠は水鳥が水面に浮いていたフライを食ってしまって、鳥を釣ったそうです（笑）

ウェーディングしながら、無になってひたすらルアーのキャストを繰り返す時間。。。。悪くはないですね。。。。。。。。。今後ＯＶはすべてルアーにしようかな。

放置プレーをやっている時には感じる事がない、独特の世界だと思ってます。単調な動作を繰り返していると、静かで研ぎ澄まされた感覚につつまれます。どんな小さなバイトも竿先から感じとれます。それだけ精神は敏感になっているという事。で、ヒットすれば一転して静から動の世界に。激しいファイトに脳内にはアドレナリンが噴出します。この時に、麻薬を使ったときに快感を感じる成分と同じ脳内物質も分泌されていて、この快感や興奮は中毒になる可能性を持ってます。

これが、レインボーシンドロームの本質。要はジャンキーなのです我々。で、症状が進むとこれは顔に出る場合があります。田代なんとかみたいないわゆるシャブ顔になってきます。（ウソ）

でもまあ、ときどき釣り場で見る残念な釣り人。。。。。。人相が悪く感じる場合が多いと思いませんか？？自然界の生命を尊重し、足るを知り、マナーが良くて他人を思いやる釣り人は、見ていて気持ちいいし、いい顔してる場合が多いです。かくありたいもんです。 

 

Whisky

OV森のホテルにて。楽しきかな、釣友との語らいのひと時。