Felberbachは宿から近いので、その気になれば5分で現場に到着。釣りを止めてあがってくるのも簡単で、モノグサな私にはもってこいの川。尺オーバーのデカいのもいるし、魅力的な川だと思う。
で、やっぱりモノグサだから、宿の近くばっかりで釣っていて、上流がどうなっているかも知らずにいる始末。という事で、今日は上流を突き止めに。
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ここが、Felberbachの最上流部。まるで教科書に出てきそうな氷食地形のホーンとカールとU字谷になっております。で、、、、、竿出してどこまで魚がいるかを確かめようかとも思ったんだけど、ここはイタリア方面に抜けるトンネルの入り口で、展望台になっているもんだから、観光客がウジャウジャ。気にすることはないのかもしれないけど、やっぱ気が引けてそのまま竿出さずに引き返しました。森林限界ギリギリなんで、昆虫類もいるだろうから、このあたりならまだ魚はいるはず。
で、結局、新ロッドを魂入れした近くで入渓。最大でも泣き尺だったけど、程々に釣れました。二日前に比べて水量もやや減って遡行も釣りも楽だった。
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むう。レインボー。。。。。ヨーロッパにはいないはずなんだが。。。。ヒレピンだからいいか。
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せっかく防水カメラ買ったんで、水中撮影してみました。人も一緒に潜らないときちんとした水中写真にならないのは当たり前か。
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なんか足に違和感あるなと思ったら、フェルトが剥がれていました。これもヨーロッパ駐在時に買ったもの。ついにウェーディングシューズまで逝ってしまいました。こんなシューズで渓を歩くのは危険。林道への上がり口を見つけて納竿しました。
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で、すぐに宿に帰れるのがこの川のいいところなので、サッサと帰って宿特製のビールを中庭で頂きます。半袖がとても心地よい気候。清々しい空気の中で、昼間から飲むビールのなんとも旨い事よ。
前半の天候はイマイチだったけど、後半はとても良い天気になったし、天空での釣りもバシャバシャで最高だった。ロッドを折るアクシデントもあったけど、新ロッド魂入れで尺オーバーが出たのでこれも良しとしよう。
O師匠はまた今日も朝一タクシーの最終タクシー帰りで天空へ出撃。さっき44匹釣ったとLINEが入ってきた。今晩の夕食も、釣り談義に花が咲く事でしょう。素晴らしい自然の中で釣りをして、釣友と語らい、飲む。仕事の事など全て忘れて、遊び呆けた充実のチロルバケーションでした。
さらばチロル。また来る日まで。