グローバリズムの終焉は間近か・・・

　アメリカ主導でここ２０年来、世界を制してきた。
そのアメリカが自国の都合で破壊しょうとしている。
地球温暖化の対策のため制定された「パリ協定」を退会したかと思うと、今度は「ＴＰＰ」からの脱退と、
国際協調」が求められる今、余りにも傍若無人な振る舞いである。
当初から、 「グローバリズム」には、「隔差」を招き、マユツバものと思っていたが、ここにきてその正体を露わにしてきた。
わずか１パーセントの人間が、地球上の富を９０パーセントを占めるような無謀は許されるはずがない。
「富」の配分方法が、いま見直しを求められているように思えてならない。
富の配分方法が、余りにアンバランスになっているということだ。
「国際協調」をしないと、この世は終わりであることを暗示しているように思う。
強い者勝ちの「グローバリズム」の終焉を願ってやまない。



　　　　　　　　　　　 　　　 寒　天　の　ド　ー　ム

国際関係は厳しくなる・・・

　以前、日米関係の有り方に疑問を呈したことがある。
最近の情勢を見ると、愈々その感を強くした。
沖縄の辺野古の問題、地位協定の不平等条約、パリ協定からの離脱、ＴＰＰからの脱退など枚挙にいとわない。
世界は今、米国・中国・ロシアが覇権を争っており、勝手放題に振る舞っている。
日本もこの程、ＩｗＣ(国際捕鯨委員会)から脱退して、日本近海の捕鯨を解禁する方針だ。この際すべて、整理し直す必要があるのではないか。
これまで、国際秩序を重んじてきた国とは、到底思えないが・・・。
それにしても、日本は何時までアメリカの属国に成り下がっているのだろう。
もうそろそろ、考え直す時期に来てはいないか。
横田基地の空路の問題も含めて、独立の気概を示してもらいたい。



　　　　　　　　　　　　　　　　寒　風　に　ド　ー　ム

名も無く、貧しい人達が建てた…

　わたしの目の前には、長崎旅行の記念に撮った「大村天主堂」の写真が飾ってある。
この度の申請により「世界遺産」に登録された。めでたいことだ。
長崎周辺で「隠れキリシタン」が命を懸けて守り続けた教会群だ。
現地の人々にとっては、何と嬉しいことだろうかと想像する。
よくぞあれだけ「弾圧」されながら、守り通したものだ。
その歴史と風格が刻み込まれている。信仰とは偉大なりと思う。
２６聖人の殉教物語など、世界の人々に学んでもらいたいものだ。
藤山一郎さんの「長崎の鐘」が懐かしく思い出される。




　 ２　６　聖　人　の　碑　in　長　崎