大戦略パーフェクトのススメ

現代大戦略2007公式ホームページの「現代大戦略のススメ」から名前をもらい、大戦略パーフェクトシリーズを遊んでゆきます。

横須賀マリンフェスタ’07 報告

2007-09-23 10:21:22 | 自衛隊基地祭(新ブログに移行)

横須賀マリンフェスタ’07 報告






体験公開が目玉の横須賀マリンフェスタ'07に行ってきました。
当初の予定では日曜日も行く予定でしたが、頭痛がするので明日は行きません。


入場~出港前
9時半に、サマーフェスタのときと同じ道を通って横須賀基地へ。
基地右側にはアメリカ(?)の艦船が多数停泊していました(アーレイバーク(?)とかタイテンデロガとか潜水艦とかです)。

←こんごう型2番艦、きりしま

護衛艦が停泊しているところまで行ったのですが、出港は12時半、そのときの時間は10時40分。乗船するには早すぎるので、護衛艦の種類を確認したり、休憩所で休んだりしていました。
停泊している護衛艦は、きりしましらね、3回連続で停泊していたたかなみ、そして今日乗ることになっていたはたかぜでした。

一応はたかぜについての説明をしておきます。
はたかぜはこんごう型ミサイル駆逐艦の前級です。同型艦には佐世保に配備されている"しまかぜが"あります。もともと5隻建造する予定でしたが、イージス艦(こんごう)の導入が決まったため、2隻のみの建造に終った艦です。


出港~訓練展示海域
←出港直後のしらせ

11時ごろに乗船、艦の前のほうへ行き、12時半の出港を待ちました。
12時半から、多用途支援艦すおう→特務艇はしだて→しらね→はたかぜ→たかなみの順で出港しました。
出港からしばらくすると船の前方(細くなっていくところ)にもいけるようになったのでそこへ移動しました。風が気持ちよかったです。

しばらくするとターターミサイル発射装置とアスロックの稼動展示(?)が始まりました。

ターターミサイル発射装置
先端に搭載されているミサイル発射装置です。
発射するミサイルはMk13 Mod4(RIM-24?)という艦対空ミサイルです。このミサイルの射程はRIM-24ならば約30kmですが、このミサイルなのか、確信が持てないのでよくわかりません。

←ターターミサイル模擬弾を後ろから撮った写真です。




すべてクリックで拡大します。

回転するところは、結構小さいです。しかし、ミサイルの発射炎(?)による被害をなくすためか、発射機として一段高くなっているところはもっと広かったです。

アスロック
←開いた状態のアスロック

上のほうに出ているものはミサイルをまっすぐに飛ばすためのレール(?)でしょう。
確か、右下のセル(?)には黒い模擬弾が入っていました。


時間限定の展示やイベントがあるとその部分が混むので写真を撮るのが大変です。あらかじめ、何が何時ごろ何処で行われるのか、聞いておくとかなり見やすくなります。

はたかぜのその他の装備
127mm砲
  画像右側にあるのは人が入って操縦(?)するところです。
  たかなみ型など、今までの砲塔(無人)とは違い、有人型です。
ファランクスCIWS
  ファランクスが2つ搭載されているのは他の護衛艦と同じですが、
  はたかぜは後ろに2つ設置されて、前には設置されていません。
レーダー
  3つレーダーがあります。
   上の横にかなり長い長方形は三次元レーダー(SPS-52C)、
   その下、黒い長方形が対水上レーダー(OPS-28B)、
   一番下のパラボラアンテナが対空レーダー(OPS-11C)
  だと思います。
・ハープーン
 左右に1基ずつありました。アーレイバークのものと同じでした。

訓練展示
訓練展示に参加する艦(一部)
一番右がしらね、その左にある小さい船がすおう、後の2隻は、しらゆき、さわゆきだと思われる。

訓練展示海域に入るとまず減速しました。減速してからしばらくして、右におやしお型(やえしお?)きりしま(?)を発見しました。
おやしお型はこの後たかなみや掃海艇の後ろに行き、編隊航行(?)時は一番後ろにいました。きりしまはこの後どうしていたのかわかりませんが、帰ってきたときにもう接岸していたことを見ると、一番前にいたか、早めに帰っていたかどちらかなようです。
次に、横須賀をはたかぜより先に出港していたすおうはしだてが、前から来ました。
そういえばこのはしだてという船、"こうも使える自衛隊の装備"という本で、もう少し大きくして災害復興支援にも使えるようにするべきだったって言われていました。迎賓艇としてしょっちゅう使うのならば、運用費を安くするために小さいほうがよいのではないかと思います。結局、どのくらいの大きさがよかったのでしょうか? 
あと、後ろからヘリが来たのですが、突然のことで写真も動画も撮れませんでした。

ヘリの展示飛行(?)
動画を2つ撮ってあるのですが記事へのせる方法がわかりません。わかり次第、アップロードします。

・1回目
旋回中、ヘリが1機右側を飛んでいきました。SH-60Jだそうです。

・2回目
次の展示飛行は祝砲発射のため、みんなが艦橋まで下がっていたとき。混んでいたので撮りづらかったです。3機が飛んでいました。

バラクーダ(?)
高速で水上を移動する標的です。すおうなどの多用途支援艦から発進して、演習に使われるのだと思います。

これも動画があるのですがまだアップロードできません。

祝砲発射!
動画 or 写真に撮ろうと思ったのですが、「耳をふさいでください」といわれたので撮れませんでした。音や衝撃はかなり大きかったです。

帰港~接岸
←帰港中のたかなみなど。
 たかなみを撮ろうとした写真

訓練展示も終わり、横須賀に帰ることになりました。
左にはアメリカの艦船があったため、帰るときは左舷にいました。
停泊していたのは、
 ・アーレイバーク、タイテンデロガ(2枚目)、計3隻
 ・ブルーリッジ(2枚目) 手前の船は多分アーレイバークです。
 ・キティホーク(下に詳細)

キティホーク
3つ目の船、空母キティホークでした。飛行甲板上にF/A-18が2機あるのが確認できました(下の写真でも1機は見つけられた)。


キティホークのその他の写真

斜め後方から  後方から
     


はたかぜとの間に距離があったので、細かい部分の写真は撮れませんでしたが、ここでキティホークを見れるとは思ってなかったのでびっくりしました。
近くに船がなかったので比べられなかったのですが、駆逐艦の6~10倍の排水量を持つだけあって、かなり大きかったです。しかし、キティホークは、来年配備されるジョージ・ワシントンと比べると2万トンほど排水量が少ない空母となっています。

キティホークが停泊していた場所は、自衛隊の基地からは山などに隠れて見れない場所にありました。体験航海のときか、米軍基地のほうが公開されているときじゃないと、空母は見れないみたいです。

接岸前後に撮った写真
きりしま(前から)
港へ向かうしらね




体験航海は、事前に申し込んである人しか入れないので、早めにいって並ぶ必要はありません。

持ち物はいつもどおりなるべく軽くするとよいです。デジカメと単眼(双眼)鏡、携帯などがあれば十分だと思います。
しかし、今回は12時30分出港なのに9時30分受付開始だったので、出港までの3時間、かなり暇でした。こういうときは、本なども持っていったほうがよいかも知れません。

船に乗ってからしばらくは、場所取りの時間となるわけですが、艦橋はその他のところに動きづらい、後ろが見えない、暑い、などの理由からやめておいたほうがよいです。後ろのヘリ発着甲板か、一番前が最もよい場所だと思います。
船の上で写真を撮るのは、相手も自分も動いていて、チャンスが少ないのでかなり難しいです。撮りたいものを見つけたらとりあえず連射、後で必要な写真のみ残し、消していく方法が最も確実だと思います。しかし、この方法を常用すると、いざというときにメモリがなくなっていたりしないように、こまめに整理することが必要となります。

これまで3回海自の基地祭を見ました。次は陸自か空自かどちらかの基地祭に行こうと思っています。


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