悲しすぎて、何も考えられないんだけど、頭が働かないわけでもなく。
「ハルカは仕事が終わりになって、ほっとしてるかもしれないけど。」
何で!
「違う!そんなこと思ってない!どれだけショックか!」
「親のほうがもっと辛いわよ。」
どうしてそこまで私の気持ち無視するの!・・・昔から、女には心がないって言ってたそのままじゃない!
親はとにかく、やっぱり私は発達障害だったんだ・・・アスペルガーだと思ってたけど・・・不注意って何だよ?・・・眠れない夜が明け。
お母さんから、
『平日は、仕事の振りしてなるべく出て行って!おじいちゃんに言い訳たたないから!』
で、朝から出かけている。とりあえず、ハローワークへ。先に解決するべき問題がいっぱい出来たわけだけど、ここにも行っておく。もし、いい仕事が来てたら働いたほうがいいから。・・・だけど。何をしたらいい?私には何が出来る?医療事務はもう絶対無理。結局、何も出来ないじゃない、私・・・
あーあ。まだ、お昼にもならない。どこへ行こうか?夕方まで家に戻れないし。お昼を食べようにも、お金が。貯金はしてきてるけど、むやみに取り崩したくない。お金かからず、長時間過ごせるところ。ファーストフード店か。
「すみません、ホットコーヒー、一つ。」
「ありがとうございます。百円です。」
また痩せるな。まあいいけど。ちょっと隠れ家っぽい位置のソファに力なく崩れる。
スズキ内科。解雇されたあの日、ぽんと渡された金封。中身は三万円だった。
『しばらく困らないようにしてやるから。』
それだけでしばらく困らないかよ!いくら親に甘えてるといっても、三万円じゃ一ヶ月も暮らせない!次から次から簡単に仕事見つかるわけないのに!
『今月いっぱいか来月半ばには退職してください。』
『あんたは気に入らないから。今日限り出て行って!』
『お前なんか就職できない。』
馬鹿にしてる!
「ドンッ!」
二つの握りこぶしをテーブルに振り下ろした。あ、ごめんなさい・・・
ここ三ヶ月の間に、二回も解雇されてしまった。だけど、これは避けられた傷!私、気づいていたもん、発達障害だって。親にも伝えたのに!あの時、何としても振り切ってでも病院を探して検査に行くべきだった!わかっていたのに・・・
『出て行け!』
「ハルカは仕事が終わりになって、ほっとしてるかもしれないけど。」
何で!
「違う!そんなこと思ってない!どれだけショックか!」
「親のほうがもっと辛いわよ。」
どうしてそこまで私の気持ち無視するの!・・・昔から、女には心がないって言ってたそのままじゃない!
親はとにかく、やっぱり私は発達障害だったんだ・・・アスペルガーだと思ってたけど・・・不注意って何だよ?・・・眠れない夜が明け。
お母さんから、
『平日は、仕事の振りしてなるべく出て行って!おじいちゃんに言い訳たたないから!』
で、朝から出かけている。とりあえず、ハローワークへ。先に解決するべき問題がいっぱい出来たわけだけど、ここにも行っておく。もし、いい仕事が来てたら働いたほうがいいから。・・・だけど。何をしたらいい?私には何が出来る?医療事務はもう絶対無理。結局、何も出来ないじゃない、私・・・
あーあ。まだ、お昼にもならない。どこへ行こうか?夕方まで家に戻れないし。お昼を食べようにも、お金が。貯金はしてきてるけど、むやみに取り崩したくない。お金かからず、長時間過ごせるところ。ファーストフード店か。
「すみません、ホットコーヒー、一つ。」
「ありがとうございます。百円です。」
また痩せるな。まあいいけど。ちょっと隠れ家っぽい位置のソファに力なく崩れる。
スズキ内科。解雇されたあの日、ぽんと渡された金封。中身は三万円だった。
『しばらく困らないようにしてやるから。』
それだけでしばらく困らないかよ!いくら親に甘えてるといっても、三万円じゃ一ヶ月も暮らせない!次から次から簡単に仕事見つかるわけないのに!
『今月いっぱいか来月半ばには退職してください。』
『あんたは気に入らないから。今日限り出て行って!』
『お前なんか就職できない。』
馬鹿にしてる!
「ドンッ!」
二つの握りこぶしをテーブルに振り下ろした。あ、ごめんなさい・・・
ここ三ヶ月の間に、二回も解雇されてしまった。だけど、これは避けられた傷!私、気づいていたもん、発達障害だって。親にも伝えたのに!あの時、何としても振り切ってでも病院を探して検査に行くべきだった!わかっていたのに・・・
『出て行け!』
発達障害だってはやくわかっていたら、こんなに辛い目に遭わずにすんだのに。
母親の言葉が酷いです。
娘の障碍を受け入れず、世間体を気にするなんて!
ありがとうございます。
3万円で即日解雇。これで、いかにブラックな職場だったかがはっきりしましたね。
家族の障害受容は物凄く難しいですね。そうですね、世間体も受容できない原因のひとつなのかもしれませんね。
ありがとうございます。
そのとおりです。ハルカの両親はまだ障害受容していません。
どんな障害であれ、親は子どもに障害があるとわかったらショックなものです。
ある意味、本人以上に大変なのは親なんですよね。