カメラ大好きおばあちゃん

極々近場を一人気ままにウロウロし、目に留まった光景を投稿しています。

優雅なクルーズ船「ひまわり」で淀川浪漫紀行「上りの旅コース」 3

2018年11月03日 | 写真
毛馬閘門(けまこうもん)通過をひまわりのデッキから、目の当たりにしながら体験しました‥(^_^)v

閘門とは水位の異なる河川や運河、水路の間で船舶を安全に通過させるための施設です。毛馬閘門は太平洋と大西洋を結ぶパナマ運河と同様の方式です。
船が閘門にやってくると、閘室(2つの扉の間)の中の水を船舶側の水位にあわせます。水位の調整が済むと入り口側の扉を開け、船を閘室中に入れ安全に係留します。
川側の扉を閉めて閘室の中の水を出口側の川と水位を合わせます。水位の調整が済むと出口側の扉を開けて、船を出します。
なぜこんな面倒なことをするのかよく分かりませんでした‥(-_-;)
普段この毛馬閘門を利用する際の水位の差は約2m程度あるようです。 ではなぜ淀川と大川には水位の差があるのでしょうか?大川は大阪湾の潮の満ち引きの影響を受けるため、1日の間で満潮時と干潮時で水位に変動があります。一方淀川は淀川大堰(よどがわおおぜき)で堰き止められているため、海水の混じらない自然の川といえます。 一日の間の水位は大雨の時を除き、ほぼ一定です。(但し淀川大堰より下流(新淀川)は大川と同じです。)このように水位に差が生じる場所を船が通過するために必要な施設が閘門です。
(説明はひまわりで行く毛馬閘門体験クルーズパンフレットより)

以下2枚はパンフレットから拝借しました




毛馬閘門に近付きデッキからの眺めです。


閘室に入ります。


閘室内は赤信号になっています。


水位の調整が済み出口側の扉が開きます。


信号が青に変わり閘室を出ます。


閘室を出る瞬間には少し水飛沫が‥


淀川大堰‥淀川を上流方向に枚方船着き場までの船旅の始まりです。



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