カメラ大好きおばあちゃん

極々近場を一人気ままにウロウロし、目に留まった光景を投稿しています。

建築家・安井武雄の創造力 近代大阪の精華 展 (中之島図書館)

2017年12月22日 | 写真
安井武雄は半生を顧みてこう語っています-「私は徹頭徹尾、 様式というものに反発した。‥今私は決してそれを悔いない。将来においても悔いることはないと思う」。
彼は西洋二千年の歴史が培った様式を拒否しました。しかし、それだからこそ古今東西の建築を深く学び、そのことによって、どの時代、どの国にも存在したことのない作品を生み出していきます。
私たちは目の当たりにします。-大阪倶楽部の謎めいた表情、高麗橋野村ビルの、生え出たような野生味、そして大阪ガスビルが示す奥行きのある明晰さを。
彼は自らのの手法を「自由様式」と呼んでいます。 安井作品の見慣れないたたずまいは、 まさに、制約を振り切って自由に飛び回る精神だけが作りうる斬新さにほかなりません。
その奔放さを評価し、支えたのは「大大阪」の活況でした。安井作品もよくそれに応え、近代大阪のシンボルとして、街に語りかけつづけています。
安井建築事務所が所蔵する設計図、スケッチ、写真、さらには建築物のパーツを展覧に供して、安井武雄の建築作品の魅力を解き明かします。 (安井武雄展のパンフレットより)

上記展覧会が大阪府立中之島図書館で開催中でしたので、 行って来ましたが展覧会場内での撮影は禁止でした。 上記文中の代表的な三つのビルは全て見たことがありますし、大阪倶楽部は内部の見学ツアーに参加したことがありましたので興味深く拝見しました。

パンフレットと展覧会が開催された、中之島図書館を撮りましたのでUPします。