人は、ふるさとびと

お帰りなさい と迎えて
下さる神様は、私達の
ふるさとなんです。

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短 信(三十四)

2012-03-24 10:34:41 | スピリチュアル
 真理というものは、一つであります。
その真理とは、私達を生かして下さって
いるのは、神の愛であって、この神の愛は、
永遠であり、無限でありということで
あります。

 私達は、この真理を身にも心にも
沁み込ませるために、日々祈りをし、愛を
求め、やさしさを追ってゆくのであります。
 ですから、真理を求める心とは、愛を求め、
やさしさを求める心にほかなりません。
 この愛とやさしさには、同時につよさが
加わっております。それは、神様から、また、
守護の神霊から加えられるのであります。
 どういうつよさかと申しますと、この世の
現実を、一たん受け留め、見据えるつよさ
であり、我人のこころのなかにあるもの、
奥にあるものをみつめて、愛でつつむつよさ
であります。

 私達の心は、この愛とやさしさとを、求め、
追わずにはいられないのです。なぜなら、
私達は、神の無限の愛、やさしさという
真理の樹に連なる枝であるからであります。
愛とやさしさによって、私達のいのちは
やしなわれているからであります。愛と
やさしさこそ、私達の光のいのちの源
だからであります。

 宗教というもの、信仰というものは、
この無限の愛とやさしさとを、神にたずね、
また己れの裡にたずねつづける旅だと
申し上げてもよいでしょう。

 人は、この旅路の間に、幾度か肉体を
脱ぎ、霊人となり、幾多の天地を住み家とし、
やがてそこをもはなれて、真実の
自由自在心を得てゆくのであります。
 祈りは、この旅路を照らすともしびで
あります。

 この世で、いかに辛く苦しいことが
ありましても、神様は、しっかりと、
あなたを抱きとめて、このともしびを
かかげ、迷うことのないように、真理への
道筋を踏みかため、一足一足の歩みを
みちびいて下さっているのであります。

 私達は、神の大愛に守られて歩いてゆく
のであります。永遠のいのちの道を歩いて
ゆくのであります。

 どうかこのことを覚えて、世界平和の
祈りに精進なさって下さいますように。 

              合 掌
                昌 久