緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

ウィスラー山

2012年08月12日 23時51分10秒 | 旅行
8月12日(土)   カナダ・ウィスラー山めざして


 現地時間午前九時に娘宅をマイカーで出発して、目指すは二百キロ北上した先カナダ西岸のスキー場ウィスラー山。市内を通り抜けて、ライオンズゲートブリッジを初通過、北バンクーバーへと渡ります。北バンクーバーはバラード入り江を南面にながめた高級住宅街。走る道路はカナダ西岸のメインロード、ジョージア海峡は北上するに連れて、様々な入り江で構成されており、道路はその一つの入り江沿いを北上します。入り江の北端はスコーミッシュと言う街があり、北米材の積出港になっており、大型の材木専用船が一隻係留しております。北米材はカナダの輸出品の一つに今でのあるのかな?こうしてながめますに山々には冬の雪が降り積もるのか、針葉樹の林が限り無く広がっています。


山頂レストランからながめた山々

 車で走ること約二時間、娘に問いますと時速百キロ、スキー場のあるリゾート地ウィスラーへ到着します。街の中心地に観光施設の集中した広場があります。そこで、ウィスラー山へ登るゴンドラとリフト搭乗券を買い求めます。結果としてゴンドラとリフトに山頂往復に五回も搭乗する事になります。ゴンドラはガラス張りの箱形で、観光客気分を満喫しますが、リフトは搭乗して動き出しますと、目の前には広々と遮蔽物のない光景が広がり、足下は風がスイスイと通り受けて、不安定この上なし。冬はスキー場として、雪の無い夏場はマウンテンバイクが山岳スポーツの主流です。海抜差一千メートル超を一気にマウンテンバイクで下る醍醐味はまた格別でしょう。山頂から下る姿に思わず見とれる場面でもあります。装備も足・腕・ボディーと昔風剣闘士のスタイルです。


ウィスラー山の山頂を山小屋からながめて

 山頂の大きな看板にウィスラー山頂は海抜二一六〇メートルと表記有ります。山頂まではゴンドラとリフトと二回も搭乗しますので、山頂近くなりますと残雪もあり、なかなか変化に富んでいます。北米大陸の山だけあって山頂付近の面積がかなり有りますので、山小屋も中にはレストランや土産物店もあり大型で数百人は収容できそうです。こうしてながめますと、カナダ人には雨のない七、八月は最高の季節、彼らの半ズボン半袖と薄着スタイルがカナダの季候を現しております。日本人には春先五月辺りの季候でしょうか。


向かいの岩山は日本流に表現しますと剣山、カナダではBlack Tust

 やや遅い昼食を山頂レストラン野外コーナーで採ります。大きなハンバーグと飲み物類、見渡しますと世界各地の国からカナダ観光に見えております。宮崎公立大学交換留学生三人とも話しを交わし、アジア人もかなりいます。こうして周囲をながめますと、頂に冠雪した山脈の眺めは壮観でもあります。海抜二千メートル級の山々です。高山植物が満開でミツバチも密を求めて山頂近くを飛び回っております。野鳥も繁殖期なのか、五、六羽と姿を現しており、観光客のおこぼれを狙っております。ゴンドラからながめた光景の一つに熊の姿を捕らえる事が出来ました。ラッキー。カナダの風土を知るに充分なものがあります。

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