緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

落ち着いた暮らし

2008年11月28日 17時51分42秒 | 健康
11月28日(金) 

法人登記簿謄本や不動産に関する登記簿等の調査も(財)民事法務協会が提供するインターネット登記情報提供サービスによりインターネット上で入手できて地方法務局もしくは支局に足を運ぶ機会が少なくなりました。公図に関しては都城支局関係はまだ出むいて申込書で入手する以外に術はありません。窓口に問い合わせますと来年あたりはネットザービスが出来ると言う説明です。


冬の雨雲に隠れる高千穂峰、山頂はみぞれもよう

三五年前の木造瓦葺平家建都城支局を思い浮かべますと、スマートな合同庁舎四階五階にある宮崎地方法務局都城支局へ改めて世の移り変わりと戻らない世界を見ます。それだけ業務も迅速化されて時間短縮の世の中です。朝から晩まで土曜日も無い勤務態勢なんてはるか昔の出来事です。共働きの三女夫婦が二週間の休暇を取り、東京発マイカーで故郷訪問、良いものは次世代へプレゼントです。


宮崎県高原町狭野神社の拝殿

法務局を後にして小林市へ現地調査に出かけます。九州自動車道宮崎道は入りますと相も変わらぬ少ない交通量、追い越していく車ナンバーは福岡が大半です。九州は南と北が道路一本で一つになっています。都城小林間料金九五〇円、地元県民はまだ使いづらい料金です。料金を二四時間半額にしても利用する県民はいかほどでしょう?少ない交通量の宮崎道、もったいない現実です。


境内のご神木、樹齢七百年

小林市内での仕事も済ませて帰路は地道、高千穂峰麓まわりで今日の写真を求めて御山を見上げますが小雨模様で山頂は薄雲の中、今日は良いカメラアングルに恵まれません。こんな時は被写体を変えるべし。冬の田園風景、中間山地の風景は絵になりますがポイントが肝心です。


本殿に老人二人、何か願い事でしょうか

さて、ポイントはどこだ?高天原と神武天皇はどんな関係だったか、神武天皇を祀った狭野神社へ立ち寄ることにしました。車を駐車場に止めて神社境内に足を踏み込みます。杉のご神木、本殿への石畳、拝殿に進み本殿を眺めますと老夫婦が座り込んでおられます。


心静かにして生きていることをあらためて考えるひととき

狭野神社には神職が常駐されて信徒の願い事に対応されています。神事ともいうべき民俗芸能ベブガハホや師走第一土曜日には夜神楽も奉納されます。境内が芸能の舞台でもあります。こうして神社とは心安らぐ場、願い事を叶えてもらう場、そんな視点で改めて眺めますと、地域で生活してきた人々を見ます。


境内維持にはそれなりの費用もかかり只今浄財金二千万円を募っています

こうして便利な世の中、重労働から解放された時間をどのように使うのか、豊かな生活、テレビにはインドムンバイ市のテロ事件が映ります。ネット情報はシティグループに対するアメリカ政府の二七〇億円資本注入や三千億ドルを超える債務保証を報じており、金融社会の大混乱、破綻に向かうアメリカ経済を報じています。



動いても動かない社会、なんとも意味の通らない表現ですが、中央と地方の格差というより落ち着いた生活とは何であろうか?絵になるひとこま、或いは写真になるひとこまがある世界は落ち着いた人々の暮らしがあります。

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