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緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

期待はずれの民主党代表選

2010年09月14日 19時18分42秒 | 政治
9月14日(火) 

 夕暮れの気配がただよい風に冷たさを感じる九月中旬となり、一ヶ月前とかなり気候も変化してきたのが身に染みて感じます。窓の向こうの夕焼けが淡い色合いに変わりつつあります。何とも言えぬ物思いにふける秋が近づいて来た証でしょうか。台風の気配が無いと九月は何とも心静まる日が続きます。

昨日の続きですが、「少数意見の意義」を何か別な表現で出来ないものかと考えますが、上手に表現できそうに有りません。ただ、あの四字熟語は関係あるのかな?と思う言葉があり、ネット検索で拾い出して見ました。勿体をつけずに申しますと拾い出した言葉は「和光同塵」、説明文には中国老子の言葉とあり、説明されている意味も若干異なるようですが、我流に理解しました内容は世の中の変化は最初の段階では塵の如くに小さなもので気づきにくいと。しかし、その明かりは段々と大きくなり世の中を照らす存在となります。その変化の兆しを気づく事は大切であります。

意味が異なるネット解説を読み解釈の範囲が広がったのかな?とかってに考えます。懲りずに申しますと、世の中には必ず変化が起こる、その事に気づきます事はなかなか容易ではありません。それ故に繊細な探求心を心の何処かに持ち合わせる。政治の世界からかけ離れた生き方にも見えますが、老子の時代と言えども人間社会の変化の早さを主眼にした考え方と捉えていました。或いは和光と表現される人間の英知、そう言うものが世の中には絶えず存在するし、その事を忘れてはならないと諭す言葉、人間の性善説かな?物知り顔で申しましたが何故か止めが取れなくなりそうです。少数意見の意義とかなりかけ離れた感がしてきましたが、その辺りは大らかに行きましょう。「少数意見の意義」の基本は今流表現で政治の世界に於いても早めに対策を講じるとでも申しましょうか。

本日も、城市議会へ出向き、変速ですが午前中に一名、午後から一名と、お二方の一般質問を拝聴しました。一般質問に馴れて来ますと話される具体的な場所もある程度想像がつきますので、それなりに場面が浮かんできます。これも市議の質問が的を射ているのでしょう。浮かんできた場面と都城市の財政状況、更には一向に景気浮揚が見られない日本経済、地方政治に於いても大判振る舞いは夢の彼方にあります。少ない財源を有効に市民が納得いくようにするには倹約を旨とした江戸時代の政策が蘇って来そうです。

民主党代表選挙も終えて新しい党首菅直人氏が再選されて思います事は、何故かしら日本経済は浮上の気配が当分望めそうにも無いと坂道を下る気分です。つまりは地方都市の活性化など夢のまた夢か。原因は何か?国民に漂う不公平感です。不公平感の打破を誰が決行するのか?政治家か?地方都市が日本経済の波から置いてきぼりにされましたのは、やはり、世界への目が無いところにも大きな原因があります。本日はこの辺で。

少数意見の意義

2010年09月13日 18時31分19秒 | 政治
9月13日(月)  

 今月の営業目標、最低限でも一件は不動産売買契約成立へ、更に内心の欲を申しますと三件の成約を密かに狙っております。ほー!何処でそんな営業活動をしておるのだ?と疑いの目で質問が飛んできそうです。たまにはそう言う事も、つまり、見込みもあります。家畜伝染病口蹄疫対策に宮崎県の終息宣言がなされて半月あまり、言葉が過ぎますが自粛々々と世間様へ気兼ねしておりましたら、この城盆地は萎んでしまいます。経済的には農業から製造業へ首位の座は生産高で申しますと移行しておると拝聴しました。そうですね、会釈にもそれなりにマナーが有るのでしょうか。新たな経済活動へ進展しましょう!です。

さて、本業の目標とは裏腹に、午後から城市議会9月定例会一般質問の傍聴に出かけました。ベテラン市議の一般質問はどこか病みつきになるところがあります。ネット情報の如く過激な傾聴になるのでは無くて、市議諸賢の人柄と申しますか、過去の職歴などから一般質問の中にヒントを頂く場面があります。つまり、筆者が別な団体なりで頂いた疑問事項を一般質問に照らし合わせる時に、そこに一つの閃きと申しますか、社会での生き方か重要事項みたいな事柄にたどり着く場合が有る訳です。

市議の職歴を市民が述べます事は個人情報保護法の傘の下からはみ出していると判断します。午後一番目の質問者・元仮屋勉氏は「国旗・市旗の掲揚について」と「都城市の今後の危機管理体制のあり方について」です。発言の中で自衛隊に三〇年以上勤務されていたと本人の弁がありました。質問の内容も自衛隊用語を使われて分かりやすい面、また、自衛隊自体が災害活動で第一線に常に立たれるだけ有り災害援助のノウハウも豊かです。傍聴席でメモ帳に書き留める事も多くなります。自衛隊を軍隊と申しますと異論噴出しますが、元仮屋氏の発言は過去の体験を踏まえた発想を元にしておるだけに集団行動の原点と長所を見る思いがしました。

さて、市議の感想の続きは何を前提にして申せば良いのか?民主主義は多数決が原則であります。この事は国民が重々承知の事柄です。多数決を採用する故に委員会や議会で慎重審議、充分なる審議が必要であるのは当然であります。多数決の原則に乗っ取り強行採決の場面は過去に数多くテレビ等で眺めて来ました。それでも日本は民主主義国家なのか?と思う場面でもありました。脇道に逸れますが日本国民は何処で民主主義を勝ち得たので有ろうか?と。或いはフランス国の市民革命に匹敵するものは何で有ったのだろうと考えます。この辺は話しが長くなりそうで端折って次へ走りますと、つまり多数決の原理を、これからも採択する民主主義国家日本国に於いて、幾重にも民主主義を守る原則が有るはずです。

筆者の考えとして、国民が一斉に同一方向へ走り込む時は国の危険信号で有ると見ます。それは都城市政に於いても同じであります。つまり、多数決の原則には条件付きで無ければ必ずや欠陥があると見るようになりました。「少数意見の尊重を如何に守っていくか」、多数決の中に少数意見を取り込む、この事が大切で有る事に気づきました。少数意見が英知の塊とまでは申しませんが、新たな未来を切り開く何かが有るとだけは申して差し支えないでしょう。表現が不十分で元仮屋勉氏へ誤解を招きそうな部分が有りますがご容赦の程をです。この後、三角光洋氏、西川洋史氏と続きましたが次の機会にします。

民主党代表選の街頭演説を拝聴して

2010年09月06日 18時42分26秒 | 政治
9月6日(月) 

 本日の仕事合間に聴き入ったものは民主党代表選の各候補者街頭演説です。二日目は東京新宿に引き続き場所は大阪梅田で各候補の持ち時間十五分間ずつでした。民主党が撮影した録画ですので画面は候補者が大きく映し出されて周囲の様子はあまり確認できませんでしたが、それでも画面を消して音声だけを聴き入るのも分かりやすいと思い聴き入りますと、どちらかと言いますと小沢一郎氏の演説には迫力と分かり易さがありました。
http://www.ustream.tv/recorded/9366646

共通事項として聞こえましたのは今後日本の海外諸国への対応です。菅氏はアジアの関係を述べられてインド政府関係者が友人かな日本に対して一兆円の借款を求めているから何とか出来ないかと言う話題です。新幹線やリニアモーターカーなど日本の技術を海外へ大いに売り出そうと言う事です。同じように小沢氏は今の円高を活用して海外資源へ投資をする、円高を逆手に取って海外への拠点作りで現在の苦難を切り開こう、発想転換をしようと言う具合に捉えました。なるほど、政治家が海外諸国との関係を国民へ訴える訳ですから、国民が海外へ如何に目を向けていないか、その辺りにも日本の永いデフレが続く要因があるのだなと感じた次第です。

両候補の街頭演説に対する聴衆の反応は音声だけですので判断しにくい部分がありますが、やや小沢氏への拍手が多いように感じました。こうしてインターネットを介して生の演説が解説者なしで拝聴できる事は新しい日本へ一歩前進、政治を判断するに政治家の資質を国民が見抜く事は政治が正道を歩むための基本、政治が悪いのは国民に大いに責任があります。民主主義の国家と言いながら国民の判断は他人様任せ或いはニュース解説者任せであった今まで、その風潮が静にと言いますか、確実にインターネットが変えておるのだなと感じます。

なるほど、政治家にとり大切な事は何か?約束を守ること。公約を実行する事です。それが無ければ理路整然とした街頭演説にならないのだなと感じました。小沢氏の演説の中で有りました項目の一つは、外需拡大よりも内需を拡大して安定した国内経済を保持しようと言う提案です。不景気を理由に国民の財布はしっかりと固まった感が地方都市でも大いにしますが、この辺りは素直に候補者の演説に心開いて実行すべきだと考えました。国内消費を増やすには何をどのように増やしたらよいのか?おそらくこの方針に大半の国民が足を止めて方角を模索する場面が浮かびます。発想の転換でしょうが、内容が伴わないと発想の転換だけでは実現性が無い、もたもたする場面です。

正午前に隣市曽於市大隅町月野まで出向く用事があり車を走らせました。目的地近くにはかって志布志湾の米軍オリンピック作戦に備えて特攻隊隠れ基地が存在した場所で、戦後は一人の政治家が郷土発展の為に東奔西走して一帯は鹿児島県畜産基地の中心部になっております。また、広域農道そう街道が近くを走っております。その政治家が亡くなって何年でしょうか、全身像が西を向かって右手を挙げた状態で銅像となっております。政治家に身内の後継者は有りません。幸いにして鹿児島県は口蹄疫の被害も無くて今夏は何よりです。表現は不十分な面も有りますが、現地で見ました畜産関係者の元気な様子と銅像とが上手にマッチして違和感が無かったのが印象に残ります。端折って申しますと、政治家は功なって銅像一つです。

政治は国民の判断できまる

2010年09月05日 17時49分13秒 | 政治
9月5日(日) 

 台風の影響かどんよりと雨雲に空一面が覆われており、つい遠出は躊躇いがちな天気模様です。ネットで台風情報を呼び出して見ますと、台風九号が東シナ海上にあり、これから北上して七日には朝鮮半島へ最も接近する模様で今週前半は台風影響下にある天気です。今月は奄美大島の八月踊りもあり、月後半の連休は踊り見物になりそうな気配です。この八月から九月にかけて収穫を終えた大隅半島から南島にかけて新たな発見の旅へ心が飛びます。

先日も大隅半島肝付町の小串棚田を見学する機会がありましたが、棚田石垣の高さで棚田の完成年代が判断できるのではないかと思いました。棚田!山間部の水田地帯とでも表現すべきなのか、風景の中に溶け込んだ棚田はどこか心引きつける魅力があります。日本の原風景、或いは東南アジアにかけての原風景、稲作で人類は食料の確保を間違いないものにして、どれほど心静かになったのだろうと独り判断します。

石川県能登半島の千枚棚田を観光バス車窓から眺めましたが、あのような光景をせめて一度は体験すべきであります。なぜか棚田の土手に立ちますと限りない郷愁が涌き起こるからです。山間の或いは海沿いの集落には棚田が必ずやあるもので、副産物として生物の生態系が連綿と続いたのも棚田が一役買ったのかなと思いはとりとめなく広がります。

さて、今日の本題は昨日の続きで民主党党首選挙から日本の行方を模索するのは国民一人一人の義務ではないのかと考えます。候補者が国民へ語る事によく耳を傾けて、政治家としての実力を判断する。それ以外に日本社会が現状から逃れる術はないのではないかと言う事です。極端に申しますと候補者の解説者はいらない。くどいですが国民一人一人が党首選挙後には日本国首相となる人物を見抜く事が必要だと考えます。

日本の現状をどのように捉えるか、国民それぞれの立場で考える事も異なるでしょうが、不景気まっただ中の地方都市住民から見ますと、わが街わが都市の魅力が日に日に冷え込んで行く様子が目に見えるようでもあります。富の配分、仕事の配分、いずれも手の届かない処へ移動しつつあります。それでは地方都市住民は何をすればよいのか?様々な事柄が考えられますが、その中で考えます事は、世界の中にある日本と言う意識を絶えず何処かに持ち合わせるべきでだと思います。

日本の現状を例えるに、富の配分、つまりは安定した仕事が限られて来ておるのだなと思います。富はある、しかし、偏りが目立ち始めて隠しようが無い。表現が適切ではありませんが、日本国の現状は腐る前の鯛、政治家は国の舵取りを元に戻してほしい。元とは経済成長の頃か。その対策は必ず有りますのにそれが国民に伝わらない。何故でしょう?腐るとは内部腐敗から始まります。腐る現場は隠しようが無いのではないか。判断の第一歩は、つまり、候補者の言葉に真実が有るかどうか、国民が真実の言葉を見抜けなければ腐る鯛の進行はこれからも続くのでしょう。本日も昨日に引き続き民主党代表選日本記者クラブ主催討論会の動画を本日も聞いてみました。二回目の感想は政治家の言葉とは微妙なものだと言う事です。
http://www.ustream.tv/recorded/9297941

本日は民主党党首選挙告示日

2010年09月01日 19時14分18秒 | 政治
9月1日(水) 

 月が変り朝夕の気温がやや低めになったかな!社内で女性陣と朝の会話は気候の微妙な変化から始まります。本日は防災の日を様々なニュースで報じておりました。九州東部から関東までを含む巨大地震の防災計画が目を引きました。筆者が注目しましたのは民主党党首選挙告示が始まり、現職総理大臣菅直人氏と小沢一郎氏の両者が立候補された事がニュースで流れております。なお昨日の鳩山由紀夫氏の事前調整は不調に終わったのか菅氏と小沢氏の会談は三〇分間で終わったと報じられております。

投票総数は国会議員がポイント二点で地方議員や党友はポイント一点で総数が一千点を超えた数字と記憶します。投開票が十四日ですの両者の選挙戦がこれから繰り広げられて熱い戦いが始まるのでしょう。選挙戦を介して民主党内部の状況を垣間見る事も楽しみの一つであり、両者が国民にどのような事を公約として掲げるのか大いなる関心を抱きます。

城市政ならばいざ知らず、日本の国政にまで関心を抱くようになりましたのは、やはり、ネット情報が原因でもあります。まず、ネット情報の特徴として情報量の膨大さ、広範囲な情報源と情報の細やかさの三点を挙げます。もちろん、情報の裏付けを取れるほど人間関係をネットに持っている訳でも有りませんが、一つの事柄に関して多数の人のコメントから事実に近いものが見えてきます。インターネットが日本に伝わったのが一九八七年と記憶しておりますが、あれから二三年が経過した事になります。それだけ、インターネットのみならず取り扱う人々が熟練してきた!何にでしょう?世の中の仕組みにでしょうか。インターネットを走り回る情報が社会を確実に変えて来ました。

表現が不十分ではありますが、戦後長らく既得権のベールに包まれていた政治の世界、それと追加で挙げますとこれも戦後一社も潰れることなく存続してきた報道機関とが、少しずつ既得権の枠を剥がしておるのが現状だと見ます。自民党政権が崩壊しましたのも自民党政治家の既得権が国民の目に余りに目につき始めて、政治家の表情、その裏側が見え始めてしまった。一時期、地元政治家の表情が変わって行くさまを眺めたいた時期がありました。この人は何故にこの様な表情になっていくのか不思議な思いが長年続きました。今にして思えば政治の本質に気づいていませんでした。なるほど、この地元政治家が放つ肌の艶は金銭が放つ色艶と同じだと気づきました時に政治家の本質を悟ってしまいました。

政治家とは誰もが適任者になれる訳でもなく、本人のたゆまぬ努力、つまり世の中の流れを解明して国の舵取りを絶えず念頭に置いて政治活動を行う。予断ですが人様との意見調整一つ出来ない身には政治の世界はイバラの世界にしか見えません。一国の総理とは何を念頭に置くべきでしょう。国の舵取りは先ほど申しました。二一世紀も十年が過ぎようとしておりますが、現状を述べますならば、池の水が干上がって逃げ惑う小魚が姿を見せ始めた状況を思い浮かべます。国民へ次なるステップ、気概を持たせる政治家は誰なのか?気になる今回の民主党党首選挙です。

そろそろ気になる民主党選挙

2010年08月30日 17時47分34秒 | 政治
8月30日(月) 
 夜明け前、黎明の鐘が鳴る頃に目が覚めますと、次は静かに体が動き出して、あれっ、不快感の発信がありません。いつもと変わらぬ通常通りの目覚め、昨日の疲労感が一掃されております。日がな一日、ゴロゴロした自宅休養が効いて、その上に義妹たちを誘って夕食に出向いた先の明治五年創業「うなぎの竹葉」の蒲焼きが一夜明けて疲労感をさっぱりと無くなっております。本人の自己診断と食事療法が上手く通用したようで、その上に耳に心地よい女性のおしゃべりと程よい勘付け御酒が更に体をプラス指向に仕向けております。

この状態を、つまり健康であると言う平常心が、気分喪失にも陥らず物事を深刻に極めつけず、この世を六九年間も過ごさせて来たのかと思いますと、気候風土は人を創造する。的が外れるかもしれませんが、その様な焼き直し版の言葉が浮かび上がります。自分の意志では叶わない部分が人生の中には数多くあると認識します。何が大切かと申して、日々の生活の中で喪失感に襲われない事もその一つだと思います。喪失感に襲われないようにせめて家族友人の範囲位は気遣ってあげましょう。ここまで書きましたら一区切りがついて一段落です。続きが有りますが、それは次回の事でしょう。

今日の本題は、この数日間、やはり、気になります事は民主党代表選挙です。なぜ気になるか?党首次第では、これから日本の命運を大きく左右するからです。取り敢えずは円高対策であります。選挙告示が九月一日で十四日が投開票とあります。ご存じの如く、菅直人氏と小沢一郎氏が立候補表明をしております。国民の一人として情報源はネット情報と既存のテレビ新聞等マスコミ情報の二通りが主な情報源です。知る人は知っておられるでしょうが、ネット情報は個人と申しますか様々な方が情報発信しておられて、かなりな発信数であり今まで聞けなかった情報と言うよりコメントが大半です。それに比較してテレビ大新聞等の記事はおしなべて同じ内容が多く見られます。面白い事はネット情報とマスコミ情報とでは意見がほぼ対立していると言いますか、ネット情報は小沢一郎氏優勢が大半ですが、マスコミ情報は何故か菅直人氏優勢を毎日の如く報道しております。

対立がここまで来ますと、政治の隠されていた部分、或いは検察庁の件などあからさまになる確率がこれからかなり高くなると確信するようになります。勿論、細やかな情報社会になるのか、更に情報操作が広がる社会になるのか、日本社会は予断を許さない面が有るも事実です。何故、この様に日本社会は低迷しているのか、解明すべき点はかなり多いと思いますが、何故かしらその方向に進みそうにありません。その方向とは情報開示と見ます。

こうして見ますと政治家とは誰でも勤まる仕事では無い事が良く理解できます。それ故に「一寸先は闇」か!です。世界第二位か第三位の経済力を誇りながら、田舎暮らしの身から眺めますと次へのステップを示す政治家をまだ見ません。小沢一郎氏が示すものは何か?取り敢えず静かに見守ります。

新内閣発表を聴きながらEvernote学習

2010年06月08日 18時30分53秒 | 政治
6月8日(火)
 いよいよ管直人新内閣が発足して閣僚名簿を発表する仙谷新官房長官の動画を日本経済新聞電子版で拝見してみますと、画像の鮮明さも音声もテレビ並みで情報収集はパソコンで全て済ませられる時代だと独りで合点します。それだけに自分なりの判断が国内政治へも求められると言いますか、マスコミにも国民に知らせられない秘めたる情報があったり、その辺りの判断、どの社会も裏表は付きものと改めて認識します。


Yamamiya shrine, Shibushi City, Kagoshima Prefecture, Japan

マスコミを疑い出せば切りが有りませんが、日本経済新聞電子版最新の見出しに「新政権、9月まで難局続く」とあり、見出し記事に「菅新内閣は「脱小沢」色を鮮明にした内閣・党執行部人事で急降下していた世論の支持の反転を期待するが、夏の参院選と9月の党代表選に向けて難しい局面が続く。」 とあります。




Sacred tree for more than a thousand years

早速、新内閣への攻撃準備かと勘ぐります。せめて、新政権が発足した時くらいは世界の中で日本の現状はどの様になっておるか?あるいは新政権発足で解決できる問題はないか?米国・中国・韓国・東南アジア諸国・ユーロと見回すマスコミのゆとり、見識の広さ、そのような視点の記事をあまり見受けないのは何とも残念の限りです。



The civilian guards

こうして見ますと、日本語版の諸外国ウエブニュースは新たな情報源でもあり、モノの見方の異なりや真相解明は有るのかなど?少しずつ世界の情勢が薄もやの中から姿を現して来る感があります。自分ながら考えますことは環境が変化しても思考方法が今までの延長線上にあり、これで良いのか迷いますが、それにしても知って良かったのか!知らずに通せたのか? ネットが明かす世界の動向です。


A shrine

さて、本日業務外の件で時間を費やしたのはEvernote(エバーノート)の学習。そもそもエバーノートとは何ぞや?解説文によりますと「オンラインのメモサービス。テキストや手書きメモ、PDF、画像、WebサイトのURLなどを、パソコンとサーバーに同時に保存する。米エバーノートが運営しており、2010年3月には日本語版サービスの提供を開始した。」(参照:日経パソコン)とあります。この説明文とエバーノートのURLへ入りこんで概念を掴もうとしますが、これだけでは浮かんできません。
http://www.evernote.com/about/intl/jp/


The object of worship is a bronze mirror.

概念が浮かんで来ますと理解度も進むのですが、とりあえず、パソコンで作成したブログ原稿や英字翻訳文など今までゴミ箱に捨ててものをサーバーにでも保存することにしました。何かしらややこしそうですが、携帯電話やパソコンやiPad(アイパッド)で一回出来上がった短文や長文を再利用もしくは保存もしくは何だろう?その何だろう?がEvernote(エバーノート)で活用する部分かなと捉えますが?合っているかな!


Overview of Yamamiya shrine

話は iPad(アイパッド)へ戻りますが、メモ帳に記載した文章はそのままメール文へも使えますし、二重手間が無いと申しますか、ユーザーが多用さを考えた上でのメモ作成になります。この辺がすっきりとして結果として使い良さに繋がって行くのだと感じます。その使い良さの波に乗るにはユーザーの感性の整理が求められると言う事でしょうか!その為にはとりあえず何でもチャレンジするしか方策はありません。

心身保全の方策

2010年06月04日 18時28分45秒 | 政治
6月4日(金) 心身保全の方策

 雨雲が低くく垂れこめてそろそろ梅雨に向かう雲行きに見える午後の天気模様です。ところで前期高齢者として体のみならず心まで健全さを保つにはどうするか?友人が救急車で病院へ運ばれたとか風が運んでくる便りは湿った話がおおいものです。それではどうする?マイペースを堅持。それならばこのところ体重が増えぎみにあり浜歩きで体重調整。


Unloading this morning, Higashikushira fishing port, Shibushi bay

朝七時四〇分に歩き始めた志布志湾柏原海岸、海がしけ気味なのか砂浜にゴミ漂流物が目立ちます。海鳥はさっぱり姿を見ません。アスファルト道路と異なり砂浜は足ヒザにも心地よく往復十キロの行程を難なく歩き通します。折返し点の東串良漁港での見物を含めて時間で二時間二〇分間か。砂浜ではやや早めの歩速。復路で風も出て白波が立ちますが小雨模様にもならず落雷の心配も無し。そんな風景の中を潮騒と伴に歩きますとさっぱりとした気持になります。これがマイペースの健康保持法。



帰路に立ち寄った温泉宿は「蓬の郷」、志布志市が民間委託した健康ランド施設。温泉・レストラン・売店とあり、泉質は肌に心地よい美人湯系のさらりとした温泉です。一番風呂それも泡風呂が浜歩きの体をいたわってくれます。志布志市有明地区は全国有数のウナギ養殖地で生産量を誇っております。美味い蒲焼きにもありつけました。



座敷の大広間には時間も早いせいか客足も少なくて、それがリラックス気分を盛り上げます。テレビがオン状態で民主党・代表者選出選挙を報じています。二人の立候補者樽床氏と管氏がそれぞれ持ち時間十分間の選挙演説をしている場面です。一眠りして目が覚めますと投票数の確認作業をしております。大広間の観客は三名、しばしの間、テレビに見入ります。残念ながらiPad(アイパッド)は圏外の表示で使用不能。



今回の鳩山総理辞任でも感じますことは、一つは総理大臣が任期四年間を全うする政治システムを国民が考えるべきではないかと。二つ目は政治に関して国内のみならず国外の目、つまり海外の視線をもう少し意識すべきと。三つめは政治システムが現状に合わなくなって来たことを。何かしら政治家に関する些細な事で大きな国益を損失している現状に国民全体が気づくべきです。



国民が希望を託した民主党、誰が叶えてくれるのか?管直人第九四代首相か!短命首相が続く日本国、今回の沖縄基地問題を眺めたときに国の体を成しているのかとさえ思います。外国の進駐軍が滞在するとはここまで国民の何かが崩れさるのかと思いました。



帰宅したのは午後一時、午後三時と四時の仕事が間に合いました。さすがに午前中に強歩と温泉で身は引き締まった感がありますが、それでもややダウン気味で三〇分間の仮眠を採りました。やがて心地よい気分が蘇ります。週二回の浜歩きをまだまだ元気と捉えるか?それとももうダメと捉えるか?しかし、何歳になっても心身保全には何かの方策が有るものです。

鳩山総理の辞任

2010年06月02日 17時36分53秒 | 政治
6月2日(水) 

 ツイッターで第一報を知りました「鳩山総理の辞任」とは世間でどの様に受けとめられているのかネット徘徊して見ることにしました。まずは国内の「内憂外患」に入りこみ関係コメントを探してみますと、「【twitterアンケート】鳩山首相・小沢幹事長が辞任。この判断をどう思いますか?」を見つけます。
現時点でのアンケート結果が出されており、断然、「この判断を,指示しない」が「指示する」より多いことに同感だと思います。
http://opinion.infoseek.co.jp/article/884


McDonald shop that tried Wi-Fi line test of iPad

次に韓国の三紙(中央日報・朝鮮日報・東亜日報)へ入りこんでみますが、三紙ともに記事として掲載されておりません。この辺りはどの様な事情があるのか、これからウォッチングの対象であります。
次に米国の日本版三紙(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版・CNN日本版・Newsweek日本版)へ入りこんでみますと、既に用意されてたかの如く三紙とも記事が掲載されております。なるほどと思い本ブログにも記事転載してみます。



ウォール・ストリート・ジャーナル日本版
鳩山由紀夫首相の辞意表明でも、東京株式市場はどこ吹く風だ。
両院議員総会で退陣を表明した鳩山首相(2日)
 民主党内での退陣圧力の高まりや、政権支持率の20%割れを考慮すれば、首相の辞意表明は別段、驚きではない。それでも、日本の将来に対する不安が東京市場で狼狽を広げていると想像するのは無理からぬことだろう。

 とんでもない。経験を積んだ東京市場のトレーダーは、市場が開いた直後に飛び込んできたこのニュースに顔色一つ変えなかった。実際、ニューヨーク市場の株安を受けて軟調に寄り付いた日経平均株価は、午前10時45分までには前日比0.1%高となった。一部の株式市場関係者は、鳩山首相の辞任は中長期的には好材料になる可能性がある、と指摘した。

 鳩山氏までの4人の首相が、就任から1年、あるいはそれより短期間で退陣に追い込まれた。しかし、日本の株式市場が政治不安で傷が付かないことは歴史が示している。

 鳩山首相率いる民主党は、株価を押し上げるために何をしてきたのか―。 何もしていない。

 まず、首相は産業界に厳しい計画を導入して投資家を遠ざけた。温室効果ガスを2020年までに90年比で25%削減する計画は、自動車や製鉄など主要産業を震え上がらせた。さらに、民主党は最低賃金の引き上げを提案し、製造現場での派遣労働者の受け入れを止めるよう企業に求めた。高速道路無料化の公約は、鉄道株の売りにつながった。

 鳩山首相の辞任? 東京市場のトレーダーにとっては特別なことではない。



CNN日本版
鳩山首相が辞任表明
鳩山首相が辞任を表明(CNN) 鳩山由紀夫首相は2日午前、民主党の両院議員総会で辞任を表明した。また、小沢一郎幹事長に辞任を促したことも明らかにした。
昨年9月に就任した鳩山首相は、沖縄県の負担軽減のため、地元で反発の強かった米軍普天間基地の県外移設を約束したが果たせず、批判が高まっていた。沖縄には在日米軍基地の大部分が集中している。
鳩山首相率いる民主党は社民党と連立を組んでいたが、社民党の福島瑞穂党首は30日、米軍基地移設をめぐる対立が原因で連立離脱を表明している。
福島氏は前消費者・少子化担当相。普天間基地を沖縄に残すという政府方針を支持せず、28日に閣僚を罷免された。
社民党の政権離脱は、衆院では民主党の圧倒的多数を揺るがすものではないが、参院では勢力が弱まり、参院選に向けての鳩山氏の政治的立場を危ういものにしたと言える。


Mr. K.K of first meeting that uses iPhone on business.

Newsweek日本版
鳩山辞任が象徴する二大政党制の機能不全
 首相がコロコロ変わるというのは、自民党の病気だと思われていたのが、民主党も似たような気配があるようです。何が問題なのでしょう? 現在日本で起きているのは、政策の選択ができないことを、宰相個人の資質を攻撃することで当面の「はけ口」とする、そうしたエネルギーのムダ打ちが繰り返されることで「何も決まらない」ままズルズル時間だけが経過する、そこに問題があるのです。

 今回の問題は「辺野古で決められない」ということです。全てはこの問題で、その「決められない」ことの犯人捜しのエネルギーが「鳩山降ろし」としてうごめいたということでしょう。参院民主党の改選議員が動揺しているからだけではありません。そうは言っても、あえて申し上げるならば、辺野古では国は潰れません。ですが、これが財政赤字であれば、そして予測できる将来に国債の入札が停滞するようになり、金利が上昇し円が暴落する中でも、まだ「何も決められない」ままズルズル行くようだと、本当に国が滅んでしまう、そんな危機感も感じるのです。

 何が問題なのでしょう? 問題は二大政党制が機能不全になっている、私はそう見ています。というのは、実現性のある政策の選択肢は非常に狭まっているにもかかわらず、世論の歓迎しない判断をどうやって行うかという問題を現代の日本は抱えているからです。例えば、辺野古移転や、消費税アップ、法人税減税などは、どれも世論調査をすれば、賛成が反対を上回る可能性は少ないでしょう。安定した政権を作って、その信頼度を確保しながら世論を説得するしかないと思います。

 ですが、こうした問題を一度でも政権の帰趨に結びつけてしまうと、問題の解決は非常に難しくなります。なぜかというと、政権は「新鮮味を求める世論」に推されて就任し、「問題が出ればその責任を取らされて」辞めさせられるということの繰り返しになる中で「痛みを伴う判断」は難しくなるからです。

 小選挙区制と二大政党制が導入される過程では、政治の意志決定が中選挙区制に裏付けられた自民党の派閥抗争の密室で決められるよりは、はるかに透明性のある政治が可能になる、そんな期待感がありました。その透明性は確かに実現しましたが、同時に「誰も責任を取って痛みを伴う政策を実行できない」事態に至るということは想定していなかったのです。

 官僚組織と結びついた与党と、実行不可能な批判役に徹した野党のバランスで物事が決まるよりも、政権担当能力のある二大政党が相互に政治を担当するならば、政治の腐敗は防止できる、そう思われていました。確かに公営選挙という動きも含めて、腐敗は減ったように思うのですが、政権担当能力はあるが、痛みを伴う改革を進めるほどの権限は与えられていない政権が、行き詰まるたびに交代して、いたずらに時間を浪費するということは想定されていませんでした。

 その一方で、憲法上は、議院内閣制にある不信任決議や問責決議という制度が「世論から乖離した政権は解散で民意を問えば正常化する」という前提に相変わらず立っています。一見すると正常な民主主義のように見えますが、世論と乖離したらクビにすればいい、という前提で、痛みを伴う改革を可能にするような権限の付託は不可能になっています。政権が支持を失って漂流すると、憲法の規定がいとも簡単に、倒閣へと政治エネルギーをまとめてしまうのです。

 私は長いこと、妊娠中絶や銃規制などで「世界観の激突」を演じているアメリカの二大政党制を、不毛なものだと感じていました。これに比べれば、価値観の幅の少ない日本の政界の方が安定しているとも思っていました。ですが、こうした「決定能力不全」を起こしてしまうようですと、考えを改めなければとも思うのです。

 やはり二大政党制というのは、異なる価値観を求心力として二つの固定的な結集の核があり、その核となる価値観から同じ問題に対する異なった理解と、異なった対策を民意に提示できなければダメだと思うのです。でなければ、その都度その都度の「政権の巧拙」だけを問題にして「とっかえひっかえ」する間に時間を空費してしまうことは避けられないように思います。



こうして、総理大臣がころころ変わる日本政治の現状を見ますと、もう少しどっしりとしたものが政治家にも国民にも求められるべきではないか、総理大臣へ任期を全うさせる国民の度量が求めれると思います。現状からは政治に関して情緒不安定な国民とのイメージが湧き上がります。政治の世界は海外への影響も有りますから、日本は世界を見ていないと判断される鳩山総理の辞任と見ました。

「子ども手当と我が国の財政状況」を拝読して

2010年04月22日 18時22分44秒 | 政治
4月22日(木) 

 昨日の延長になりますが、昨年八月の衆議院選挙で国民が民主党に大量投票して、民主党政権が立ち上がったのは、何が影響しているのかと自分なりに考えて見ました。言い古された言葉ですが国民が少子高齢社会の弊害を確実に感じ始めたからではないか!雇用環境を取りあげても世界第二位のGDPを誇るほどの国としては整った労働条件が見えない。若者の使い捨てが目の前で起こり始めて世の中が静かに底辺から荒れ始めています。



田舎生活で荒れた若者を見る機会は少ないと言えばその通りかな?犯罪者と出会う場面は少ない分だけ出逢った時のショックは大きくストレスを心に残します。大の男が犯罪者に出会う事は悠長な田舎生活に冷水を浴びせられて世の中を見つめ直すキッカケでもあります。犯罪へ走る若者もしくは中年者の心の底深く積み上げられたものは何か?世の中に対する恨み辛みか!それを犯罪という形で表現している如く見えます。犯罪とは巧妙なものがあるものです。



昨日の「育児・介護休業制度の改正(平成22年6月30日施行)」を出だしに改めて読んでみました。子どもが誕生しますとパパ・ママがそれぞれの職場を休むのは当然の成行であって、企業も育児助成に参加する、今までは気兼ねするパパ・ママ、そのような社会の風潮があるのが異常であります。育児とは防衛・外交・教育・育児と四拍子にして頂いたら如何?民主・国民新党・社民連の連合政権は国民の望むもの、世の中の流れをザ・ストップ少子高齢社会と方向転換していると見ます。



今日は日本FP協会のメールマガジンが届き、内容はFPファイナンシャル・プランナーに関連する記事や情報が掲載されております。ここも貴重な情報源、トップ面にあります「FPいまどきウォッチング」に同じCFP®認定者(日本FP協会)が「子ども手当とわが国の財政事情」と題して数字やグラフを交えて丁寧に説明されております。



お復習いの為にも我が国本年度一般会計歳入歳出予算額を表記しますと、
歳入総額922,992億円(税収373,960億円、その他収入106,002億円、公債金443,030億円)、
歳出総額922,992億円(国債費206,491億円、地方交付税等174,777億円、一般歳出(うち社会保障費関係費)534,542億円(272,686億円)
(注2)本年度当初予算の一般会計歳出には、上記内訳の他平成20年度決算不足補てん繰戻(7,182億円)が含まれる。(出典:平成22年度予算政府案「わが国の財政事情」財務省主計局)



CFP®認定者は静かにわが国の財政状況を愁いておられますが、不思議なもので数字をながめていますと、同じCFP®認定者には全て理解した気分になります。更にCFP®認定者は昭和50年から平成22年度までのグラフ「一般会計税収、歳出総額及び公債発行額の推移」を提示しておられて、グラフからは一般会計歳出額の右肩上がりと一般会計税収の平成3年度をピークに年々減少する状況と公債発行の増加が読み取れます。何かしら人様の資料を無断拝借した気分ですが記載してみますと良く理解出来ます。



さてこれらの資料を踏まえて何が言いたいか?まず政治はどの様な要素から構成されておるのだろうと考えます。少子高齢社会を念頭に置きます時に「百年の計」が大切と考えます。長期的ビジョン、もしくは時代を見通す政策、これも中学校か高校授業で学習した格言ですか! 時代は確実に折返し点をターンして戦後時代を通り越してしまった。戦後時代なんて定義が有るのかな?人間は生きた年月分で物事を考えるのかもしれません。それと政治家の資質は非常に大切と考えます。政治屋と言われるほど金権まみれが見え隠れした時代や地域、なかなか人材とはどの様にして育成されるのか見当がつきませんが、もう少し鳩山総理をウォッチングしてツイッターをフォローしてみましょう。

党首討論で考える事

2010年04月21日 17時51分53秒 | 政治
4月21日(水) 

 仕事に追われる日は思索する時間も限られており、キーボードを叩く指先もスローダウンしがちです。何気なくテレビをオンにしますと午後三時から国会中継で党首討論が参議院で開催されておりました。鳩山総理と谷垣自民党総裁との対面による質疑応答を両者左右対称の形でテレビ放映しております。途中からですので内容は普天間基地問題が主になっておりました。



テレビを通しての感想を少し述べますと、国民として党首討論で取り上げられるテーマに対してそれなりに関連情報を把握しているか否かで党首討論の感想はかなり異なって来るものだと、まず最初に感じました。谷垣総裁が原稿を持って質疑するのに対して、ほとんど原稿なしで答弁する鳩山総理に政治家の見本を、或いは党首討論の形を見る思いがしました。



普天間基地問題に対して鳩山総理の答弁では五月末を決着の目途とすると理解しました。静かに行方を見守りたいと思います。その辺が一つの山場で答弁の後で軽く一礼するゆとりか、もしくはマナーは政治家として永年の積み重ねの成果かなと思ったりしました。一国のリーダーとしてその国をどの様な方向に導いて行くのか政治家の大きな課題であり、日頃の政治活動の成果が問われる場面でもあると感じました。



谷垣自民党総裁の鳩山内閣の感想と言いますか、批判を次の三点にまとめて述べられました。この三点を書き留めて見ましたので表記してます。
1.鳩山政権は国際関係の信頼を壊した。(米国との関係かな)
2.政策として財源なきばらまきを行っておる。
3.政治と金の問題が未解決、マニフェスト違反が多い。



鳩山政権のスローガンは「コンクリートから人へ」でしたかな?うろ覚えですが、そんな軸足を想い出しながら谷垣総裁の上記三項目をながめて一概に頷けないものがあるのは当然だなと感じました。
と申しますのは午前中に「育児・介護休業法改正について」のファックスニュースを頂いておりましたので、鳩山政権が何を手がけているかを知る上でも、とりあえず同法の項目だけを列記して見ました。



1.育児・介護休業制度の改正(平成22年6月30日施行)
・①育児
・・パパ・ママ育休プラス(父も母も子が1歳に達するまでの間に育児休暇を取得できますが、以下略)
・・出産後8週間以内に父親の育児休業取得の促進(配偶者の出産後8週間以内に父親が育児休暇を取得した場合には・・・・育児休暇を再度取得出来ます)
・・労使協定による専業主婦(夫)除外規定の廃止
・・子育て中の短時間勤務制度及び所定外労働(残業)の免除の義務化
・・病気やけがをした子の看護休暇制度の充実(小学校就学前の子がいる場合、子1人につき5日迄、年間10日が上限)
・②介護
・・要介護状態の家族の介護休暇の新設
・・法の実効性の確保
2.育児休業給付制度の改正
3.育児休業制度と育児休業給付制度のまとめ



「育児・介護休業制度の改正(平成22年6月30日施行)」についてはインターネット上でも解説など資料取得には事欠かないでしょうから、改めて資料参照されますと鳩山政権の政策が見えて来ると思います。政治が弱者へ救いの政策を施行するは日本では遅すぎた嫌いがあるのではないでしょうか。それが結果として少子高齢社会への繋がって行った考えております。新政権を半年くらいでマスコミが世論調査と称して国民を誤った方向に導くの如何なものかと考えます。つまり、個人でもマスコミと同じくらい情報取得がネット社会では出来る事に各党の党首も気づかれてしかるべきです。少し言い過ぎるきらいは有りますが。

総理報告書と新聞記事

2010年04月16日 17時43分15秒 | 政治
4月6日(金)

 朝の雨は午前中には晴れて来て、二日間も雨を理由に本業をサボるわけにも行かず、朝から走り回ります。三件ほど予定行事を済ませますと、次の仕事が浮かんで来て霧島市まで出向く羽目になります。
そうそう、待ち望んでいました鳩山総理のつぶやきは早朝に確認しました。お元気で何よりです。


都城市緑道公園の開花をはじめたアヤメ

鳩山総理:昨夜、ワシントンから戻りました。核によるテロを防ぐための対策について話し合う核セキュリティ・サミットに出席し、各国首脳とも会談を行ってきました。メルマガに書きましたので、ぜひご覧ください。http://bit.ly/8XMv7S



早速、鳩山内閣のメールマガジン(http://bit.ly/8XMv7S )を開いてみました。そこで理解しました事は鳩山総理が会話を取り交わしたのは三人はいると言う事です。一人はオバマ米国大統領と二人目は胡錦涛中国主席、三人目はロシアのメドヴェージェフ大統領と。当然、普天間問題を含めて各両国間の懸案事項が話し合いされたと想像します。短い時間の中で世界のトップと主要問題を話し合いすれば総理として上等ではないかと思います。



さらに「オバマ大統領が主催したワーキング・ディナーでは、私が基調演説を行いました。」とあります。秘書官が記載したのでしょうが、これだけの報告書を国民へ公表できるとは当分は鳩山総理のつぶやき、つまりツイッターを追いかけるだけの価値は有ると見ます。身近な例では都城市を見渡しても市長長峯誠君にしろ市議諸賢で政治活動報告書を市民へ公開しておられる公人はいますか?ささやかでも市民へつぶやいていますか?特別委員会の議事録ですら公表不十分です。



方向性がずれそうですが、今朝の地方紙は読むに耐えません。「鳩山首相「最大の敗者」・非公式会談は残念賞・各サミット外交米紙総括」とワシントンポストのコラムを報道しています。この論調は何故か日本経済新聞電子版でも同じ論調で「日本の決着シナリオ崩壊 首相、米大統領に協力要請のみ」とあり、この論調では日本のマスコミはどうしたのだ?と疑問を持つ国民がますます増えます。自国の総理をそんなに引きづり下ろしてどうするのだと思います。



元来、交渉事は押したり引いたり、不動産業者でもありますし、まして外交問題であれば、一国だけの思惑通り進行した例を見た事がありません。印象に残る場面は戦前日本の国際連盟脱退、松岡外務大臣他代表団が大会議場を退席する場面がありました。まさに米国側の思うつぼでした。あれから日本は転げ落ちるようにして太平洋戦争に突入して敗戦を迎えます。その後は対米追従外交が六〇余年続いています。元に戻って、本来一筋縄で行かないのが外交問題で有る事は田舎生活者もよく理解しております。



しっかりと一泊三日弾丸出張の報告書を国民に公表しておるのに相手国を利する米国新聞コラムを記載して自国首相をこき下ろすとは、何が狙いなのでしょうか?うさん臭い話があるのでしょうか? 軸足をどこに置くかで世の中が変わって見えます。インターネットはそんな見えなかった部分を虚実とり交えてご披露してくれます。

今朝の新聞から

2010年04月05日 18時10分44秒 | 政治
4月5日(月) 

 今朝の新聞で特徴ある記事を二件見つけました。一件は地方紙一面に「内閣不支持53%」全国世論調査(RDD法実施)とあり、おやおやと思いながら内容を読みますと鳩山内閣の支持率33%に下落した旨が記載してあります。もう一件は日本経済新聞電子版にあります。


四日前にタケノコ狩りをしたのに、もうこんなに伸びております。

「ネット選挙運動」解禁へ まずブログやツイッター
2010/4/5 2:00 情報元 日本経済新聞 電子版
 民主党が「ネット選挙」の一部解禁に向けた具体案づくりに着手する。選挙運動期間中にホームページ(HP)の更新を可能にするほか、利用者が増えているブログやツイッターも活用できるようにする。夏の参院選での解禁を視野に入れており、今国会に議員立法で公職選挙法改正案を提出することを検討する。


これくらいでも大丈夫かな?通は味が旬ではないと言いますな!

まず、最初の一件から参りますと、RDD法調査の説明を地方紙は次の様に述べています。「全国の有権者を対象に3,4両日、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける。実際には有権者がいる世帯にかけたのは1470件、うち1024人から回答を得た」とあります。おいおい、と叫びたくなります。そんな調査で、よくぞ新聞一面に掲載する全国世論調査と表記しますな!調査内容経過について別紙なりで克明に表記すべきで、これでは全国世論調査と銘打つには説明不足と見ます。


やっと地表に芽を出すか出さないか、その辺がもっとも美味しい味がすると

世論調査とはそれなりに準備が必要ではないのでしょうか?事前に質問事項を郵送するなりして質問内容を回答者が充分に認識した上での結果が集計されたのであれば、肯きも出来ましょうが、電話が鳴って受話器を取り上げて電話の主旨を質問者がして、それに受信者が音声で回答する。そんな即席調査を読者にこれが全国調査だと一面に掲載しますと、内心呆れます。さらに読者離れが地方紙まで進むのではないかと懸念します。


季節のタケノコ料理はとにかく美味いですな、小さい頃から良く食べました

次の二件目について、「「ネット選挙運動」解禁へ まずブログやツイッター」に関連しまして、身近に体験した例を挙げるのが本ブログの主旨でもあります。そこで、先の都城市議会三月定例会の一般質問で楡田議員と選挙管理委員長の質疑応答を傍聴席から拝聴して速記しました内容を下記に表記してみます。質疑応答の末尾に電子投票へ関連した部分もあります。速記と言うより要約でしょうか!


この季節は一時も竹林から目が放せません

楡田勉議員:開票に時間がかかるのは想定済み。1月1日の合併は正月に選挙がある。
合併の時期を考えるべきか。1月1日の合併は何処を観ても無い。ダブル選挙になれば、投票時間を2時間切り上げる。二時間で94ヶ所投票所で5830人投票に行った。投票者少ないと観る。開票作業に工夫を、市長は当日開票、市議選は翌日に開票。経費も安くなる。電子投票の導入は?

選管委員長:時間切り上げるのは公選法で規定がある特別の事情ある場合に限り切り上げる事ができる。主旨は理解出来るが投票率向上を優先に考えている。ご理解下さい。翌日開票は経費節減や職員への配慮は有り難いが公選法の規定をクリアすべき事で翌日開票は無理が有る。本市には翌日開票の理由が見つけられない。電子投票は導入についてメリットは多いが費用対効果や他の理由で踏み切れない。


雨後のタケノコ、持ち帰って女性陣へのプレゼント、後は主婦のウデ次第、美味しい料理を


つまり、傍聴人として選挙管理委員長の答弁に電子投票の糸口をもまだ見出していないのだな!と消極的な姿勢を感じました。人間は変なところでその人の実力が出てきます。
そんな日本国情の中でネット選挙運動の解禁は今後の方向性とやはり民主党だからこそ取り上げられる政策であると認識します。何故なら、鳩山総理も自らつぶやいているではありませんか。今朝の二新聞記事で判明しました事は国政の場でも新旧交代がますます進むと認識しました。

官を開く、国を開く、未来を拓く

2010年04月03日 17時18分34秒 | 政治
4月3日(土)  

 先月二五日に首相官邸で開催されました鳩山総理の記者会見、記者クラブのみならずインターネット新聞記者やフリーランスにも開かれて動画配信もありました。本ブログでも音声情報を要約しました。また、一昨日の鳩山総理のツイッターにもありました。「今日から新年度です。官邸の桜ももうすぐ満開。気持ちも新たに仕事に臨みます。年度の始まりにあたり、内閣の方針として3つの柱を立てました。「官を開く」、「国を開く」、「未来を拓く」です。メールマガジンに詳しく書きましたので、ぜひご覧ください。http://bit.ly/bJ8buK 」と。


朝の志布志湾柏原海岸 撮影:午前八時

筆者も記者会見の音声を速記で掘り起こしたせいもあり「官を開く」、「国を開く」、「未来を拓く」は耳に心地よく、心に響きます。総理の言葉だけあって、良く日本の現状を認識しておられて、打開策をも「国を開く」と方向性を示されております。そして、「未来を拓く」久しぶりに聴く政治家の言葉と感じます。

志布志湾の調教馬



明治維新以降、国民は国造りに励んで一四二年か!そりゃあ一度は敗戦を迎えたとは言え、国の組織がしっかりと出来上がってしまったのは国民の勤勉性に負うところが大であります。しかし、組織とは外部の目が内部に届かないと、結果として腐ってくる特徴を持っております。仲間意識は或る面で怖い点もあるわけです。組織の身内意識が外部に通用しない時代になりました。


東串良町のルーピン公園

組織の内部から外部を見ますと世知辛い世の中だと内心はがっかりする面もあるでしょうが、組織に風通しが無いと詰まるところは国民の為にならない。この辺が永年組織に身を置きますと見えなくなるのか、外部から見た人間の感想です。実例を挙げれば簡単ですが田舎者には石が飛んできそうです。


東串良漁港の水揚げ

今、日本は衰退期にあるのかな?根拠とは少子高齢社会、介護保険、派遣社員、デフレと知る言葉を並べます。まあ、田舎者の感想で申しますと、一九九〇年の土地バブルが一つのピークであったのではないか!当然、あの時点で何かをすべきであったのでは!政治家も国民も。どんな事だろうと考えます。


港内のアオサギ

「国を開く」とは時代を見据えた言葉では!日本国内だけに目を向けて仕事をしても国の発展がないのは皆さん先刻御承知。そこで国の方向性を国民に示すのは政治家の大きな仕事、その方向性が正しいと国民が信じるようになれば国民はついていきます。「国を開く」について行きます。


漁を終えた漁船

「未来を拓く」とは?現実的には里帰りした一歳児孫娘の顔を思い浮かべます。彼女たちが生きていく上で何をプレゼントするか?なかなか答がすぐソコにありますが言葉で表現するにどんな表現を使えば良いか?
長女が生まれた時に感じた事を思い浮かべます。それは、わが娘はどこから来たのであろうとしきりに考えました。前も述べましたが、アダムとイブ、新人類の母親イブから授かった赤子だと考えがたどり着いた時に何かほっとしました。今日はこの辺でお終い。

鳩山総理記者会見を拝聴して

2010年03月27日 18時04分47秒 | 政治
3月27日(土) 

 鳩山内閣総理大臣の記者会見が二五日に首相官邸で行われました。この件は本人のツイッターでもしりました。今回の特徴は記者会見オープン化を発表して最初の会見でインターネットメディアやフリーランスの記者も会見に参加できるようになった事です。
きっかけは本日の着信メールで鳩山総理の記者会見が映像情報でインターネット上に有るの知りました。国内政治でも注意しますと便利と言いますか、あらゆる情報が入手できる時代に突入しているのが実感できます。総理官邸での記者会見がこのようにネット上に配信になりますと国民は判断材料を待つようになります。
参照:http://www.videonews.com/press-club/0804/001395.php

今までに鳩山総理の記者会見を拝聴した事が有りませんで、テレビニュースでは部分的なものであり国民向け全発言掲載の映像ニュースは今までに無いと記憶します。そこで敬意を込めて速記に挑戦してみます。速記と言うより要約かな。

総理の発言:新年度予算が成立しました。年度内の成立はよろこばしい。事業事業仕分けを使い開かれた予算、 新しい政権の予算、国民の皆様が実感するには時間が掛かる。
失業率はやや改善、デフレ克服に全力を上げる。リーダーシップが見ないというおしかりも受けている。政治と金の問題が有るのも事実。
三つの柱
1.官を開く、国を開く、天下りを根絶せよと国民の声、民間の活力を導入する。官から民、民から官へ自由な流れをつくりたい。新しい公共とは官から民へ移行すること。
2.国を開く
・地域に任せる。国から地域にゆだねる。義務づけ枠づけの見直し、
・アジアに向けて国を開く、人を開く、日本人は心を閉じている部分がある。
3.「官を開く、国を開く」ことで、日本の未来を開く事が出来るのではないか。
最後に与党だ野党だといがみ合う時ではない。与野党が協力する事が重要である。時計の針を元に戻してはならない。未来へ向けるべきです。

総理の発言は十分間ほどでしょうか、自分ながら下手な速記ですが、三つの柱の意味は上記で良かったのかなと思いますが、鳩山総理が何を言おうとしているのか、音声情報を耳に入れて指を動かして確認しました。記者との質疑応答はマイクが質問者の声を拾うにやや小さくて聴き入るのみです。第一回目は国民の一人としてこれで充分でしょう。鳩山総理の人となり見識など自分で確認するのが最もベストです。記者会見全画面と音声は判断するに充分な情報です。鳩山由紀夫氏は総理として信頼するに足りると判断しました。

こうして、日々にツイッターで総理つぶやきを目にして、首相官邸での記者会見をネット映像で拝聴しますと少しは国内政治について理解が深まろうというものです。さて傍聴を重ねています都城市政には何が欠けているか総理発言と比べてみましょう。