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日常の無意識とユニバーサルデザイン ~適応的無意識と健常者の盲点~

2015年04月13日 | ユニバーサルデザイン


『日常の無意識とユニバーサルデザイン ~適応的無意識と健常者の盲点~』

(1)臨床の無意識
 1)精神分析:抑圧されたコンプレックス。治療の対象。
 2)認知行動療法:自動思考(否定的な思考習慣)
 3)芸術:無意識は創造の源泉。創造の病。

(2)日常の無意識 ~適応的無意識~
 1)習慣になっていること。
 2)直感的判断、常識。
 3)当たり前のことで、改めて自覚することが少ない。

(3)適応的無意識と健常者の盲点
 1)日常の当たり前のこと=健常者の無意識(適応的無意識)
 2)ステップの段差を意識するのは、ステップの段差を越えられないとき。ステップがバリアになるとき。
 3)障害=健常者の無意識・健常者の盲点

(4)健常者の盲点とユニバーサルデザイン
 1)ユニバーサルデザインとは、健常者の盲点(適応的無意識)を改めて意識すること。
 2)健常者の盲点(適応的無意志)には、健常者も障害者も、多様なニーズが潜在している。
 3)この多様なニーズに応えることが、ユニバーサルデザイン。

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心身障害科学とユニバーサルデザイン ~多様なニーズに応える~ >>このブログ内のリンク先
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