ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ホシムクドリ/ミヤマホオジロ カシラダカ 岡山県笠岡干拓地/高梁市 

2019-01-06 | 中国地方

ミヤマホオジロ

お正月休みを7日迄取り、実家のある岡山県高梁市で過ごしました。といっても、雑用が多く、鳥見に専念はできませんでしたが、時間を作って、出かけてきました。今年は、どこも鳥が少ないとの嘆き節が聞こえてきますが、御多分に洩れず、岡山県でも少なかったです。しかし、西日本では、どちらかといえば普通種のミヤマホオジロ、カシラダカ、ベニマシコ、ルリビタキ、ジョウビタキ、オシドリなどの冬鳥に会うことができました。しかし、数が少ないせいか実家から歩いて行ける場所では、鳥影が薄く、ミヤマホオジロは見つかりませんでした。そして、半日ですが、実家から車で1時間足らずの笠岡干拓地にも出かけてきました。今年は、昨年のようなクロヅル、カナダヅルといった目玉はなかったので、ホシムクドリを専ら探してみたところ、驚いたことに、50羽以上の群れがいました。年々数が増えているようで、以前は、ムクドリやツグミの群れに混じっていたのが、単独で50羽以上もいるとは正直びっくりしました。
先ずは、実家から車で15分足らずの山の中の小さなダム湖での成果です。カメラマンはもちろん、人っ子一人いない静かな環境のせいか、鳥との距離が遠かったです。鳥たちは人馴れしてないせいか、恥ずかしがり屋が多かったですね。また、人には会いませんでしたが、今年の干支のイノシシには会いました。
最初のミヤマホオジロは驚いて飛び立ったものの、こちらの様子をうかがっている♂です。ちょっと遠いです。

今回はほとんど驚いて飛び出したものばかりですが、唯一地面でお食事中のミヤマホオジロです。


次は、驚いて飛び出したのですが、すぐ目の前で、しばらくいてくれたミヤマホオジロの♀です。

驚いて飛び出したのですが、湖側で見下ろすように湖面をバックにしてくれたミヤマホオジロ♂です。


同じく緑を映した湖面をバックにしてくれたミヤマホオジロ♀です。


ミヤマホオジロによく似ているカシラダカですが、こちらの方が少し臆病なようで、驚いて飛び立つとすぐに遠くに飛んで行ってしまい、なかなか被写体になってくれません。が、中には、近くでしばらく止まって様子を見ているカシラダカもいます。


1月6日午前は、笠岡干拓地に出かけて来ました。広大な干拓地は、畑や、牛舎が並んでいますが、その間を車で巡回します。今年は、なぜかタゲリの姿が見えず、猛禽類もチョウゲンボウを見たのみでした。
ツグミやムクドリとは、独立して、どうやらホシムクドリのみの単独群で行動していたようで、黒い小鳥の群れが飛び交っていたので、近づき、畑から飛び立つところを写真に収めました。写真に写ったその数49羽がカウントできました。

少しトリミングしたホシムクドリの群飛です。




畑から飛んで電線に止まって並んだところです。写真に写ったその数は39羽でした。

ちょっとトリミングしてみました。

近くの電線に止まっていた2羽のホシムクドリです。曇りで白抜けですが。

電線から飛び出したところです。

次回は、1月12日に出かけた県民の森でのオオマシコ、アトリなどと思いがけず初めて写真に収めることができたヤマドリ♂をアップする予定です。

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