ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

北海道紀行2021年5月 その9 苫小牧〜大洗航路 クロトウゾクカモメ シロハラトウゾクカモメ アホウドリ コアホウドリ アカエリヒレアシシギ ハシボソミズナギドリ等  

2021-07-23 | 北海道
アホウドリ亜成鳥 5月25日苫小牧〜大洗航路

5月25日早朝に起き出し、下北半島沖を進む船の右舷に陣取りました。波は穏やか風も弱く、明るくなるに連れて飛んでいる海鳥も見える様になりました。午前5時半ごろ、コアホウドリが割りと近くを横切ります。
その20分後、遠くを盗賊カモメらしきが飛んでいました。ちょっとまだ明るさは足りませんが、短い尖った中央尾羽、頬の黄色味、初列風切の白線や飛び方などから今度はクロトウゾクカモメに間違いなさそうで、嬉しいライファーでした。
その10分後、また盗賊カモメらしきが4羽で飛んでいます。飛び方や翼がスマートなので、さっきと違いシロハラトウゾクカモメでした。若いのも混じっている様です。
更にその10分後シロエリオオハムとオオハムの6羽の群れが飛んでいました。
少し明るくなった6時半ごろ、海面に少し日も当たり波紋がちょっといい感じの中コアホウドリが飛んでくれました。
バックの海面の模様が面白いので、通常は無視するウミネコを撮ってみました。
午前9時を過ぎても相変わらず海面は穏やかで、クロアシアホウドリはソアリングなしで海面を滑る様に飛んでいます。
そのせいか浮かんでいるアホウドリ類が目につき、よく見るとまだ全身が黒いアホウドリの若鳥でした。
そして午前9時半ごろ小さな鳥の一団が飛んでいました。アカエリヒレアシシギでした。
今回はアカエリヒレアシシギばかり、それにしても飛ぶ方角としては南向きなのはどうしてでしょうね。
南下するに従い段々鳥の出も悪くなってきた10時半頃には、ハシボソミズナギドリが目につく様になりました。
午後になって出現状況は更に今一つになりましたが、白いのが遠くに浮かんでいます。アホウドリ成鳥でした。クロアシアホウドリも浮かんでいます。
すると白くなり始めたアホウドリ亜成鳥が近くを飛んでくれました。
更に南下した午後1時半ごろハシボソミズナギドリの小さな群れがいました。
午後2時半ごろオオミズナギドリやウミネコしか出なくなった頃、最後を飾る様にオオトウゾクカモメが2回ほど登場、北上して行きました。
海鳥の出も今一つなので、早めに終了してゆっくりすることにしました。
以上で、今回の5月下旬の北海道遠征は終了しました。狙っていたヒレアシシギの群れと天売島での渡りの珍鳥などライファー2種でまずまずの成果だったのではないかと思います。

次回はウチヤマセンニュウ狙いで訪れた三宅島紀行をアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。


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