サンコウチョウ 東京都多摩地区
5月6日東京都下の樹林地にて: コロナ禍のため在宅ワークとなり、通勤に割いていた時間をウォーキングに当てることにしています。コロナ前の予定では、舳倉島に居るはずだったこの日、遠出も自粛して、近所をウォーキングしました。自宅周辺は、かつての武蔵野の面影を(多分)残す緑地が住宅地の中にそれこそ海に浮かぶ小島の様に点々とあります。その中の一つで一辺が100m程の小さな樹林地、コナラやクヌギ等が主体の雑木林に立ち寄った所、”ホイホイ”の声。えっ!まさか!と訝しがりながらも、慌てて自宅にカメラと双眼鏡を取りに戻り、近所に住む鳥友さんにも連絡。急いで林に戻ってみるとやっぱりホイホイの声。3人で探すと居ましたいました!樹冠近くをヒラヒラと飛ぶ尾の長い♂のサンコウチョウが目に飛び込んできました。何せそんなに広くない樹林地、遠くに飛んでいってしまうことはありませんので、たっぷり遊んでもらいました。ただし、木々も20mぐらいの高さにはなっていますので、見上げる時が多かったです。また、時折小雨のパラつく生憎の天気だったので、色の出が今ひとつですが、今季初のサンコウチョウをたっぷり撮らせてもらいました。しかも近所で! 渡りの途中でしょうか、翌日に姿は見えませんでした。
盛んにフライキャッチしていました。小さな羽虫を捕えています。
たまにスッキリ全身が見える事も。
せっかくの飛び立ちですが、シャッタースピードが上がらず、ちょっとブレちゃいました。
この時、囀っていたのかどうか覚えていませんが、大きく口を開けているシーンも。口の中は蛍光色の緑色ですが、若葉に同化してます。それにしてもサンコウチョウはひょうきんな顔立ちで表情豊かですね。
この森では、4月下旬にキビタキ 、センダイムシクイなどが立ち寄っていましたが、まさか、サンコウチョウが立ち寄るとは!でした。
5月7日: 一緒に撮った鳥友さんによるとこの近所で、外来種のワカケホンセイインコの巣穴があって、出入りしているとのことで、翌朝仕事前に連れて行ってもらいました。すると、多分アオゲラ の巣穴だったと思われる穴を利用している家族がいました。穴から顔を出して、飛び出して来ました。もう巣立ちはしている様です。
幼鳥だった様で、親鳥がやって来ます。
口移しで餌を与えました。ワカケホンセイインコは、都区内から多摩地区などのあちこちで定着していますが、自宅の周りでもよく飛び回っています。大きな群れは見かけませんが、数羽の群れは本当によく見かけ、すっかり定着している様です。でも、子育ての様子は初めて見ました。
餌を口元に戻して‥‥
口移しで与えます。
戻して‥‥
与えます。
止まっている姿はこんな感じです。
自粛の影響で、近所の鳥をじっくりみることになりました。さて、次回は、一密にもならないお山でのオオルリ、ミソサザイ等をアップする予定です。
警戒宣言が解除され、やれやれです。鳥見は一期一会、季節の巡りの一瞬一瞬ですので、不要不急ではないんですけどね。
僕も5月は自宅を中心に自転車で行ける場所で遊んでました。
草加市柿木地区でムナグロ45,キアシシギ2,チュウシャクシギ3,声だけですが公園でコルリ、センダイムシクイ、キビタキ、エゾムシクイ。
今朝はキジ♂3,バン幼鳥2だけで、渡りは終わったようです。