ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

冬の道東紀行2024年 知床編 その4/シマフクロウ オジロワシ

2024-03-17 | 北海道
たたずむシマフクロウ♂ 2024年1月18日 北海道羅臼

(続き)若鳥が来て20分後の午前5時39分、また、ふんわりと直接、舞い降りて来ました。精悍な顔つきから♂親ですね。獲物をつかんで飛び上がりますが、その足には‥‥
獲物が2匹、狩りの効率が実にいいですね。今回はどうするかと見ていると‥‥
掴んだまま上流に運んで行きました。巣のある方角なので、♀に運んでいったのでしょうか。なので、これでおしまいかなと思っていた午前6時ちょうどに8回目の登場。6時半の朝食の準備が始まって、空も薄明になっています。
舞い降りシーンを狙うも、画角を外してしまい失敗。普通は上達するはずなのに最初の方が上手くいくとは、どういうこっちゃ!と自分にツッコミを入れながら、きっと疲れて手元が狂ったんではと、勝手に納得。♂親は飛び込んで‥‥
獲物を1匹ゲット。自分で食して上流に飛び去って行きました。
流石に明るくなり始め、これが最後となりましたが、今夜は計8回(♂5回、♀2回、若鳥1回)の登場があり、その内の7回を写真に収めることが出来て食事のお腹と同様、腹一杯になりました。
朝食後、宿を後にして、野付半島に向かいますが、やはり羅臼港周りにワシは少ない。通常ならば無視するところですが、道すがら目についたワシを写真に収めることに。昨日より多少は数が多くなったようで、並んだオジロワシを収めることが出来ました。
車は一路、野付半島に向けて進みます。左手には国後島がすぐそこに見えるのに、ますます遠のいていく現実は悲しいことです。

次回は地元に戻ってMFで撮れたキクイタダキをアップしたいと思います。その後道東シリーズに復帰して野付半島の2回目のベニヒワから再開したいと思います。ご覧いただきありがとうございます。