ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ミヤマホオジロ タゲリ等 岡山県/チュウヒ ハイイロチュウヒ 栃木県/リュウキュウサンショウクイ 埼玉県

2020-01-01 | 中国地方

ミヤマホオジロ♂  岡山県高梁市にて

12月21日栃木県渡瀬遊水池: 14日にハイチュウ♂とたっぷり会えたので、気を良くして翌週も出かけました。その前に吉見町に立ち寄りましたが、コチョウゲンボウの姿は無く、チュウヒの♂がカラスに追われていました。
渡良瀬にはお昼前に着いたので、まずは板倉町の農耕地に寄ってみましたが、コクマル、ミヤマは見つからず、ケリが2羽、田んぼに佇んでいるのが見つかりました。ここでは初めて見ました。
少し早めにチュウヒのねぐら入りポイントに着くと、運のいいことに14時半に早速、ハイイロチュウヒ♂ が飛んでくれましたが、狩の途中だったのか、どこかに飛んでいってしまいました。
その後は音沙汰なく、手持ち無沙汰で待っていると、16時ちょうどにハイイロチュウヒ♂ が戻って来ましたが、風のない穏やかな日だったからか、あまり飛び回らず、早めに芦原に降りた後、あまり出て来ませんでした。ハイイロチュウヒ♀、チュウヒも帰って来ましたが、成果は今ひとつでした。

12月22日埼玉県狭山丘陵: 今シーズンは各所で、亜種リュウキュウサンショウクイが出ているようですが、MFでもカラの混群に混じって飛び回っています。2羽は確認できました。

1月1日〜5日岡山県高梁市: お正月は、実家で過ごしましたが、食事の支度やら、実家の片付けなど、ゆっくり鳥見には出かけられませんでした。それでも実家まわりや、車で十数分程の小さなダム湖やら、笠岡市の笠岡干拓地等にチョコチョコと出かけて来ました。関東と違って、CMさんはおろか、一般の人にもフィールドで会うことはほとんどありません。そのせいか、とにかく鳥たちがシャイです。距離を取らなくてはならず、なかなかアップで撮るのは難しかったですね。でも、関東では、わりと珍しいミヤマホオジロが結構います。ホオジロよりよく見かけ、大抵は数羽から十数羽の群れでいることが多いです。まずは、比較的近くで撮れた1月1日のミヤマホオジロ♂です。2020年の鳥初めと撮り始めはミヤマくんでした。
こちらは、ルリビタキ♀タイプ。♂成鳥には会えませんでした。
またまたミヤマホオジロ♂ ですが、冠羽が立ってないと、違う種類みたいです。
ちょっと立っただけで、それらしいですね。
翌2日朝、実家の近くの丘陵地を歩いていると、キコキーとイカルの声が聞こえて来ました。木のてっぺんに止まっていました。遠いけど。
同日の昼過ぎに車で1時間ほどの笠岡干拓地に行ってみました。あまり時間もなく、たいした成果はありませんでしたが、タゲリの群れに遭遇。
年々数が増えているようなホシムクドリを探しましたが、時間が遅かったせいか、近付けない遠くの木に数十羽が止まっていました。もう寝ぐら入りの感じでした。

1月3日朝、同じく実家の近くを歩いていると、いつも同じ場所に5、6羽のツグミがいます。ピラカンサの実を食べているようです。
1月4日朝、同じく実家の近くを散策していると、ミヤマホオジロ数羽がいましたが、やっぱりシャイ。♀をなんとか一枚でした。
夕方、小さなダム湖まで出かけると、同じような場所にミヤマホオジロの群れ。同じ個体群でしょう。アクロバチックに草の実を食していました。
ミヤマホオジロはなんとか収めることができましたが、ちょっと物足りない実家での鳥見でした。

次回は、八王子に現れた迷鳥コノドジロムシクイと年末に出かけた埼玉県のオオマシコ をアップする予定です。