ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ハシジロアビ コクガン 茨城県/トラツグミ ルリビタキ オシドリ クマタカ ニュナイスズメ シジュウカラ 埼玉県

2019-03-16 | 関東地方

ハシジロアビ

3月16日日立市会瀬漁港にて:ハシジロアビとコクガンが滞在しているという情報をいただき、駆けつけました。両種とも港内にいてくれ間近に観察することができました。ハシジロアビは嬉しいライファーです。常磐道を北に向かい午後3時前に到着すると数人のCMが漁港内でカメラを構えています。その巨体は容易に目に入ってきました。全く人を恐れる様子はなく、間近でカメラに収めることができました。




コクガンもすぐ目の前で、物怖じせず、アマモを食していました。北海道で2年前に200羽ほどの群れを見ましたが、こんなに間近には近寄れませんでした。2017年12月の北海道でのコクガンは(こちら)



続いて、2月、3月に渡って、MF近くでの野鳥達です。
2月23日埼玉県秋ヶ瀬公園にて:昨年も同じポイントに来ていたトラツグミです。やはり同じ個体でしょうか。


2月24日埼玉県狭山丘陵にて:嬉しいことにMFに久しぶりにルリビタキ♂成鳥が来てくれました。ルリ次郎と名付けた個体ですが、6年に渡って楽しませてくれた初代のルリ♂の縄張りに接するように少し北側がテリトリーのようです。地面の虫を狙って目の高さほどの枝に止まっています。


光のいたずらか足が見えなくなっています。


3月2日埼玉県ダム湖にて:ダム湖に推定200羽ほどのオシドリの群れがいました。これほどの群れを見るのはもちろん初めて、壮観です。♀を囲むように♂達がその美しい羽を見せつけているようでした。




時折驚いて飛び立ちますが、湖の別の場所に移動し、また戻ってきます。飛翔‥‥というより着水前のシーンです。



3月16日埼玉県にて:2月には多くのカメラマンが集まっていましたが、出が悪いせいか数人ほど。確かに朝から待っていましたが、中々現れてくれません。しかし、9時半頃、割と低い位置を猛禽が飛んでいるのが、目に飛び込んできました。双眼鏡で見ると間違いなくクマタカ。急いで、カメラを向けました。まだまだ遠いですが、今までで一番近いのではないかと思います。



3月17日鴻巣の川里中央公園にて:この季節になると河津桜(安行寒桜)にやって来るニュウナイスズメを撮りたくなります。満開近くなった頃に出かけてみました。皆様考えることは同じ。20人近くのCMが集まっていました。今年は、何故か♂ばかり5羽ほど。


花を加えたシーンは一枚だけ撮れました。


3月30、31日狭山丘陵にて:この季節のMFでは、桃の花が満開を迎えます。初代のルリ♂の縄張りだったので、張り付いて楽しませてもらいましたが、今年はルリビタキ♀が占拠しています。桃の木に止まってくれないかと期待しましたが、何故か止まるのは、花の終わった梅の木ばかり、仕方ないので、花がバックになるように写しました。




不思議なことに、よく見るともう1羽ルリビタキ♀がいます。でも、追っ払ったりしません。どういうことでしょうね。並んではくれませんでしたが、右後ろにいるのがお分かりでしょうか?

トサミズキの黄色い花も咲いています。やっぱり、止まってくれませんが、なんとかバックに入れ込めました。

ルリビタキは来てくれませんでしたが、シジュウカラやメジロは花を目指してきます。何故、シジュウカラ?と思いましたが、どうやら花の中に潜んでいる何かの幼虫を捕えているようです。時折、嘴に白い小さな幼虫のようなものが見えます(掲載した写真には写っていません、あしからず)。



次回は、3月21〜23日に出かけた八丈島航路と三宅島のアホウドリ、アカコッコ、オーストンヤマガラ等をアップする予定です。また、次次回には、4月6〜9日YBツアーで奄美大島に遠征してきましたので、その成果(アカヒゲ、ルリカケス、アマミヤマシギ、アマミノクロウサギ等)をアップする予定です。