ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

冬の道東紀行 その3 知床羅臼 シマフクロウ

2019-02-15 | 北海道

シマフクロウ

その3 知床羅臼の鷲の宿にて:15日午後3時半過ぎ、日も傾き始めた野付半島を後にして、夕刻、鷲の宿に到着。今日は、団体さんが22時ごろ来るので、場所を確保したほうがいいとのことでしたが、最近のシマフクロウの登場パターンは、深夜と夜明け前によく来るとのことで、21時までに就寝し、午前3時ごろ起床して部屋で待つことにしました。それでも、夕方にもまれに来ることがあるので、夕食後、そのまま食堂で待っていると運のいいことに、直後の18時にフワッとやって来て、木に止まりました。しばらくすると降りてきて、ヤマメを捕獲。そのまま、メスのところでしょうか、運んで行きました。以下の6枚の写真は、ヤマメを咥えて飛び去る連続写真です。






運良く、早い時間に出てくれたので、安心して、床にもぐりこみました。が、なんと、夜中の1時ごろ2羽でやって来たそうで、残念ながら見逃してしまいました。そうとは知らず、3時ごろ起き出して、2階の部屋で待っていると、午前3時50分頃、フワッと現れ、すぐにヤマメを捕獲、先ずは自分で食して、再び捕獲。



そして、またメスのところに運んで行きました。


続いて、その30分後に現れ、ヤマメをゲット。捕獲中は、バランスをとるためでしょうか、羽を広げて、捕まえます。



そして、飛んで行きます。



さらにその20分後、またまた登場。運良く4度も見ることができました。今回は、途中から動画を撮ったので、飛翔シーンはなしです。


運良く、4回も会うことが出来たので、心置き無く、午前5時には、次のネイチャークルーズに出発することができました。次回は、ネイチャークルーズでのオオワシ、オジロワシの乱舞をアップする予定です。

冬の道東紀行 その2 弟子屈 シマエナガ ハシブトガラ アカゲラ シロカモメ等

2019-02-15 | 北海道

亜種シマエナガ

その2 弟子屈(てしかが)の鱒やさんにて:2月14日の夕刻に運良くシマエナガがやってきてくれたので、余裕で鱒やさんに投宿できました。夕食まで、暖炉前でくつろぎながら、ビール片手に鳥談義。トキシラズ等の北の珍味を堪能し、早々に就寝。翌朝日の出とともに餌台の前で待つと早速ハシブトガラ、アカゲラ、ゴジュウカラ、シジュウカラがやってきます。しかし朝食をはさんでも、なかなかシマエナガは姿を見せません。どうも小柄ながら大物スターは登場が遅いようです。そんなこんなで、8時半ごろになって、やっとシマエナガ登場。その後は、一旦去っても、すぐにやってきます。どうも2〜3のグループがあるようです。確かに多いときは、5羽ぐらいが一度に脂身に取り付いていたり、1羽だけでやってきたりしていました。また、皆んなムクムクで可愛いかというと、羽が水に濡れたようなちょとみすぼらしい個体もいます。もちろん、写真はパスですけどね。




枝に複数羽で並んでくれないかなと思っていると、なんとか2羽で並んでくれました。


正面顏がやっぱり可愛いですね。




とは言っても、横顔も悪くないです。


枝に雪が残っているとそれらしいんですが、幸か不幸か雪にはあまり降られなかったです。

ちょこまかしているので、シャッターを押しまくっていると羽を広げたところが、なんとか撮れます。




シジュウカラと何をおしゃべりしているでしょうね。

ハシブトガラを給餌器のところで、飛び回っているところを狙ってみました。



アカゲラを間近で撮れるのは嬉しいですね。やっぱり。

数は少ないですが、色白のコゲラも来てくれます。ケラ類は、皆んな脂身狙いです。

シマエナガをタップリ堪能させていただいたので、次の目的地である野付半島に向かいました。ユキホオジロが尾岱沼(おだいとう)に移動しているというので、道の駅の辺りを探索しましたが、ユキホオジロは見つかりませんでした。でも、海岸には、沢山の水鳥達。オオハクチョウ、カワアイサ、ウミアイサ、ホオジロガモやクロガモ等カモ類が7種にハマシギ等がいました。写真は、関東では少ないシロカモメ成鳥とバックにオオハクチョウです。

その後、野付半島で探索するも、めぼしい成果はなく、早々に知床、羅臼の鷲の宿に向かいました。幸い何度も姿を見せてくれたので、次回は、シマフクロウをアップする予定です。