一般道でも８０キロ 警察庁 規制見直しへ

一般道でも８０キロ　警察庁　規制見直しへ(産経新聞) - goo ニュース

　警視庁が一般道の速度規制を見直そうとしている。いわゆるバイパスや立体交差などの構造を持つ道路は、６０Ｋｍ／ｈを越えて８０Ｋｍ／ｈに緩和しようと言うことらしい。埼玉県だと１７号バイパスのさいたま市以南、１２２号の岩槻ＩＣ～安行あたりが該当するだろうか。

　問題は実効性だ。どうも警察はスピードが上がれば事故が増えると思い込んでいる節があり、該当する道路の速度上限を速やかに改正するだろうか？　私は中々進まないと思われる。

　それより問題なのは、理不尽な速度規制だ。田んぼの中の見通しの良い道が制限速度４０Ｋｍ／ｈで、ネズミ捕りのためのトラップとしか思えない場所もある。私の近所には当初５０Ｋｍ／ｈだった道を、わざわざ４０Ｋｍ／ｈに落としたところもあり、何を言わんかだ。

　それと住宅地の速度規制は、明確な表示とドライバーへの啓もうが必要だ。と言うのも自宅そばの道が隣町への裏道の結節点で、道路幅も２車線分あり、住宅地にも関わらず飛ばすバカがいる。お陰で家の猫も近所の猫も何匹も犠牲になった。日本人は一般道と住宅路の切り替えが出来てないので、老人・子供・ペットの危険が大きい。この点は免許書換えの教育で、どんどん啓蒙して行って欲しいものだ。

　蛇足だが、飲酒に対する罰則は強化され浸透しているが、被害者の保護遺棄に対する罰則は強化されていない。お陰で被害者を残して逃げる、ひき逃げが横行する。ひき逃げは殺人罪を適用して、無条件に無期懲役でも良いのではないか。少なくとも危険運転致死傷罪以上の罰則がなければ、生命の軽視が続くのではないだろうか。