新型プリウスは強かった。

　新型プリウスの受注が一月で５万台、発売までに６万台近くなりそうとのことだ。ホンダのインサイトが一月で１万８千台で好調と伝えられていたが、流石トヨタ、５万台とは恐れ入った。

　一つにはインサイトの最低１８９万という低価格に対抗し、最低２０５万まで価格を変更したことが、功を奏したのだろう。ここら辺の読みは大したものだ。

　一方で今回のプリウスは車格のアップに伴い、最低２５０万くらいと言われていたから、内装やオーディオなどの簡素化は図っていても、利益は少ないと思われる。よって台数を売ってもトヨタの利益は薄いと思われるのだが、どうだろうか？


　ところでプリウスは月販４万５千台を計画していたが、これを引き上げることも検討しており、もしかすると年間販売台数１位になるかも知れない。　

　いくらＥＣＯ減税の後押しがあるとは言え、エコカーがここまで売れるとは驚きだ。環境にとっては良いことなのだから、プリウスやレクサスだけでなく、売れている車種、特にミニバンにハイブリッドを投入して貰いたいものだ。