「純情きらり」(20日放送)、やってくれましたね。
教育基本法や憲法の改悪、はたまた共謀罪と、悪法の強行をめざす自民・公明政権に加え、それと競い合う民主。こういう危険な政治情勢のもとで、今日のドラマは、戦争にむか っていこうとする社会、国家による教育への介入など、そうしたものへの不安や批判の思いがにじみ出るような内容となっていました。
思わず「よっしゃー」と叫んで(心の中で)いました。
公式サイトより、今週のストーリーを、今日までのところだけ、そのまま貼り付けておきましょう。画像も。http://www3.nhk.or.jp/asadora/story/story.htmlより。
ちょっと、やわらかい表現になっていますが、内容はもっと強烈。 左翼、マルクス、共産主義って、次々出てくる。朝ドラで。 ドラマの中で、冬吾が言っていました。 こういうセリフを言わせるなんて、なかなかやるじゃないですか。 助産院をいとなむ二女・杏子の人情にほれ込んだおばあちゃんの姿も泣かせました。 おばあちゃんいわく、孫が戦争に召集されて、近所も家族もみんな喜んでいる中で、ひとり涙を流し続けていた。その孫から、「ばあちゃん、めでたいときに人前で泣くのはやめてくれ」といわれた。(こんな意味合いの表現だった)この嘆き悲しむ姿にも、それに同情する有森家の人たちの姿にも、すっごく伝わってくるものがありました。 これとの対比で、私服警官が有森家に探りを入れる姿。今後の弾圧を予感させ、怒りが湧き起こる。そして、笛子はいよいよ学校から退職を迫られることになる。 「純情きらり」ますます目が離せなくなってきます。 |