平和行進は、正式には「国民平和大行進」です。ピースウォークという言い方も最近多いようです。
今年は、富山県内は、6月5日に朝日町を出発し、6月14日に石川県へと引き継ぐという日程です。
8日午前、富山市を出発し、午後に射水入り。小杉庁舎に到着した行進団は、午後1時から再び出発。私は、小杉地内での行進と署名行動に参加しました。
今回の平和行進で、「おおっ」と思ったのは、イギリスの平和運動のひとつ~オルダーマストン平和行進~から、連帯の旗が届き、広島まで人から人へと引き継がれていくということです。
黒い旗には、greenham aldermaston hiroshima 2008 と書かれていました。
英語が良く分からないので、ネットでいろいろ調べてみましたが、グリーンナムというのは、グリーンナム米軍基地のあるところのようです。そこでは、かつて、核ミサイルが配備されることに反対した女性たちが平和キャンプを組織し、20年にわたって戦い続け(たくさんの逮捕者も出したそうです)、ついに基地を撤去させたのだそう。グーグルアースで調べると、確かに基地跡がありましたが、現在開放されているらしく、一般車両がたくさん駐車してある様子がみてとれました。また、グリーンナムから程近いところにオルダーマストンがあることも分かりました。ここは、イングランド南部Reeding南西の村=核兵器研究所の所在地ということらしく、そこでもこの研究所(?)の封鎖をめざして平和団体が運動を続けているようです。オルダーマストン平和行進はこの運動から生まれたもので、50年も続いているということみたいです。(この辺の説明は、かなりいい加減な調査ですので、正確ではありません)
いずれにせよ、ピースマークが描かれた見慣れないこの黒い旗には、イギリスの平和運動を象徴するgreenhamとaldermastonの地から、hiroshimaのある日本の人々にむけられた国際連帯の熱い思いが込められているということです。日本の反核運動の一翼である、「国民平和大行進」に、国際連帯の願いが寄せられていることを、こうした形で実感できたことは、うれしい収穫でした。
当時は、「結婚を祝う会」ということで実行委員会形式、まさに手作りの会でした。たしか会費5000円でしたね。懐かしい思い出です。そして、若かったですね。あれから12年、今では3人の子もち。本当に時の経つのは早いです。全国で、全世界で、平和の運動がさらにさらに発展することを祈っています!