看板猫のいるお店で猫飲み 家庭料理てまりさん 3 (2209-3)

９月下旬の平日に新橋のてまりさんで猫飲み。
前回の続きです。

ハルちゃん「肉じゃががもうすぐできますよ」
コツブちゃんのアドバイスで頼むことに決めた肉じゃが。

肉じゃが！
ジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、牛肉、シラタキに甘く優しい出汁が奥まで染み込んでいる。
これもメニューに載っていたら必ず頼むお料理。
タッチの差で売り切れてしまい、何度か涙をのんだこともある。。
つい最近、ジャガイモだけになったものをいただいたことも。



えびちゃんを抱っこしていたおかげで足がしびれていた。
しびれがとれてきたところで、待っていてくれたイチくんを膝に。
えびちゃんは軽量級なのだが、長時間抱っこしていると、やはりじわじわと足が痺れてくる。

イチくん「厨房の奥でミンチョが何か言っているね」
レアキャラのミンチョくんは、厨房の奥に隠れていて、今日は出てくる気配はないみたい。。。声だけ聞こえる状態。

お皿に頬をスリスリするイチくん。
てまりさんの猫たちの凄いところは、お客のお料理に興味をぜんぜん示さないこと。けっして手を出したりしない。うちの猫には絶対ムリな芸当！
イチくんは食べ物が欲しいわけではなく、顔が痒いだけ。

コツブちゃん「カウンターのお客はマナーもよいし、大人しく呑んでいるから問題ないよ」
イチくん「こっちはいつもの人だから大丈夫だよ」
なんて情報交換していたりして。。



コツブちゃん「あたしら猫たちの安全を確保するために、情報交換は大切だよ。特に混んでいて女将さんの目が十分に届かないときに、変なお客が混じっていると身の危険があるからね」
ナルホド。
猫さんたちの間でリスク・マネジメントしているんですね。

さすがです！



トラチくん「お腹空いたね」
ヨチャロウくん「こっちで待っていれば、そのうちごはんが出て来るヨ」
このふたりは兄弟。



トラチくん「お腹空いた！何か頂戴！」
わかりました。
マスターにトラチが飢えていると言っておきます。。。



マスターに抱っこされるヨチャロウくん。



兄弟でお待ちかねのごはんタイム。
小上がりの奥が気になる？
パンツくんとしーちゃんが奥のボックスの中で揉めているのかな？



お腹いっぱいになって満足モードのヨチャロウくん。

 

コツブちゃんとイチくん。
ヒソヒソ内緒話？



コツブちゃん「別に大したことじゃないよ。気にしなさんな」
そういわれると、余計気になる！



えびちゃん「お帰りかい？」
そろそろ失礼します。
ごちそうさまでした。全部美味しかったです。



イチくん「女将さん。こっちのお会計お願い！」



コツブちゃん「毎度どうも！」
イチくん「またね！」
ごちそうさまでした。



とうとう、しーちゃんの上で寝てしまったパンツくん。
しーちゃん「だからイヤだ！って言ったのに！こうなるの分かっていたから。あたしはパンツの布団じゃないのよ！重い！！」
確かに重くて苦しそう。。。



カウンターの箱でずうっと寝ていたキクちゃん。
ようやっとお目覚め？



キクちゃん「お帰りですか？ありがとうございました。また来てね！」
わかりやすいルックスのハルちゃんがいるので、一見地味な印象のキクちゃんだけど、彼女本来の可愛らしさに気がつくと、てまりさんの楽しみも増えます。
キクちゃんの切なげな表情に胸がキュンキュン！

猫飲みの模様はこのへんでお開き。

次回は八百屋の猫店長めいちゃんが登場。
次々回から長野旅行を何回かに分けて。
どこかで猫飲みしたらリアルタイムで予告編として都度アップします。