jurgen's Heurige Blog (ゆるげんのブログ)

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人生を変える80対20の法則/リチャード・コッチ

2008年07月27日 | 読書
仁平和夫さんの翻訳に興味があったので手にとってみた。
仁平さんの翻訳であればとりあえず何でもよく、
「80対20の法則」については何の予備知識もなかったし、
コッチさんについてもまったく知らなかった。

ところが、あまりの面白さにたちまち夢中になってしまった。
世の中にはこのような見方・考え方もあるのかと、
視界がパッと開けた感覚におそわれた。
世の中のいろいろな事象を「80対20の法則」のモノサシを当ててみると、
ナルホド見事に当てはまるのである。
80:20にならなくても、70:30、95:5、60:40などの不均衡が認められるのだ。

あと20年早くこの本に出会っておきたかった。
初版が出たのは1998年だから無理か。。
せめてその10年前に!
アレをナニしたいという考えは間違っていなかった。
この本のおかげで確信できた。
そう思うのは当然のことだったのだ。
今からでも遅くはない。
絶対に自分の人生を変えてやる!!
このままで終わってたまるか。

80対20の法則が示す方針:
・努力の平均水準を上げるのではなく、努力を一点に集中する。
・決められたコースを走るのではなく、近道を探す。
・最小限の努力で、人生の支配権を握る。
・網を広げるのではなく、網を狭める。
・多くの分野で平均点をとるのではなく、ひとつの分野で突出した成績を上げる。
・日常生活で、できる限りアウトソーシングを進める。庭仕事でも、自動車の修理でもできるだけ専門家に任せる。
・よくよく考えて、仕事と会社を選ぶ。できれば、他人に雇われるより、他人を雇ったほうがいい。
・いちばん得意とすること、いちばん楽しいと思うことだけをやる。
・水面下に隠れている皮肉な現象や不思議な出来事を探す。
・銃名分野はすべて、20%の努力が結果の80%につながるように調整する。
・手当たり次第にチャンスに飛びつくのではなく、気をしずめ、仕事量を減らし、ゴールへの最短距離に照準をあてる。
・脂が乗り切った時期に訪れる「幸運の連続」を大切にし、それを元手に将来の成功を確保する。

得意分野に的を絞るという考え方は、
日ごろ暖めていた自分の考え方と見事に一致する。
上記の方針がどう80対20の法則に結びつくのかぜひご一読を。



人生を変える80対20の法則
The 80/20 Principle - The secret of achieving more with less
著:リチャード・コッチ
翻訳:仁平 和夫
阪急コミュニケーションズ (1998/05)
ISBN-10: 4484981068
ISBN-13: 978-4484981062
発売日: 1998/05