jurgen's Heurige Blog (ゆるげんのブログ)

I will, I will いっぱい足りないの切なくて
I feel, I feel いっぱい会いたいのボクだって

部下は、常に上司の意向を気にしながら仕事をしている。 by 田母神閣下

2012年05月16日 | 日記

田母神俊雄オフィシャルブログ「志は高く、熱く燃える」?
2011年4月13日「原発周辺の土地を外国に売り渡すことなかれ」より
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部下は、常に上司の意向を気にしながら仕事をしている。
組織の中においては常に“TOTAL SUM IS CONSTANT”である。
それは部下が上司に気を使う量と、仕事そのものに頑張る量の合計は、
常に一定なのだということである。
従って、上司に気を使えば使うほど、部下は仕事をしなくなる。
人を使う人、指揮官はこのことを十分に頭に入れておかなければならない。

指揮官は、部下が自分に気を使わないで、
仕事そのものに頑張ってくれるように、部下に気を使わせない配慮が必要なのである。
怒鳴るなどということは、部下に気を使わせるだけである。
指揮官が怒鳴れば、部下は怒鳴られまいとすることに最大限に気を使い、
仕事などそっちのけになる。
「怒鳴られるから、この報告は明日に延期するか・・・」
ということで、仕事も遅れ遅れになっていく。
指揮官が怒ってもいいのは、
明確に命令違反した場合とかサボっているとか部下に明らかな非があるときだけである。
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こういう極々アタリマエのことがわかっていない管理職が世の中実に多い。
生産性の向上をいくら獅子吼しても、
それを阻んでいるのが己自身の振る舞いであることをまったく気づいていない。
だから説得力の欠片もないし、従業員の心に響かない。
怒鳴られるのは誰もが嫌だし、職を失ったり、低く査定されるのも馬鹿らしいから、
こういう本質的なことを誰も指摘しない。
周りの人間が皆ひれ伏しおだてるから、己を偉大な人物であると勘違いする。
当人はますます裸の王様になっていき人望を失っていく。
自己肥大化のスパイラル。

いやだいやだ。
自戒の念もこめてメモ。
少なくとも自分は同僚や部下から質問しやすい雰囲気にしておきたいと思う。