Vangelis - Alpha (Audio)
Carl Sagan Cosmos Episode 1: The Shores of the Cosmic Ocean 1980
80年代半ばに『機動戦士ガンダム』とアメリカのドキュメンタリー番組『コスモス』が夕方に続けて放送されていた時期があって、宇宙ものシリーズが連続して見れるということで、とても楽しみにしていた。
わしが尊敬する天文学者カール・セーガン氏が監修・出演していたその『コスモス』で毎回流れるテーマ曲がとても好きだった。シンセサイザーを駆使した電子音楽。いったい誰が作曲・演奏しているのだろう？これが、大人になってからもずうっと長い間謎だった。
CD屋巡りをしているときも、心の片隅で『コスモス』の曲が引っかかっており、映画やドラマのサントラのコーナーを探すも、なかなか見つからなかった。アメリカでこの番組が放送されたのは1978年～79年であり、それから何十年も経っていた。当時はまだレコードだっただろうし、CD化されているかどうかもわからなかった。たとえ『コスモス』のサントラがなくても、たとえば、テーマ曲だけでも、その作曲者・演奏者が発表したアルバムに収録されていたりしないだろうか？しかし、曲名もアーティスト名もわからない状態だったので、捜索は難航した。
ある日、ネットで別件を検索しているときに、偶然アンテナに引っかかった。なにかのキッカケで「ヴァンゲリス」の名前が浮かび上がった。そのなにかは今となっては思い出せない。ヴァンゲリスなら昔から知っている！『炎のランナー』、『ブレードランナー』、『南極物語』などヒット映画のサントラで有名だ！アルバム『Heaven And Hell(邦題：天国と地獄)』、『Albedo 0.39(邦題：反射率0.39)』からの楽曲がコスモスで使われていることをようやっと突き止めた。大慌てで輸入盤店へ向かった。
わしが子供の頃からずうっと長い間探していたのは『Albedo 0.39』に収録されている”Alpha”という曲であった。ヴァンゲリスは『炎のランナー』のときから知っていたのに、コスモスとなかなか結びつかなかった。
というわけで、今回の曲は長い年月がかかったとはいえ、運良く見つかった。
メロディはわかっているけど、どこのだれが作ったのか？作者・曲名がまだわからない曲。
まだまだありますねえ。
気になる音楽を探す旅はこれからも続きます。