jurgen's Heurige Blog (ゆるげんのブログ)

I will, I will いっぱい足りないの切なくて
I feel, I feel いっぱい会いたいのボクだって

海外で生きることを視野に入れる 2

2010年08月23日 | 日記
ここ数年の夏休みは毎年アメリカへ行っている。
まず気がつくのは、現地の人の表情の明るさ。
去年はNYCに行ったけど、不況に起因する暗さなんてどこ吹く風。
リーマン・ショックの影響でどんだけ沈んでいるのだろう?
なんて心配することすら野暮に思えた。
街中が元気いっぱいで活気に溢れていた。
そもそもNYCがアメリカの中でも特別過ぎる街なのかもしれないが。。

2007年、2008年に行ったハワイ・オアフ島のインパクトも大きかった。
抜けるような青い空、キレイな海、乾燥して涼しい快適な風。
これだけでも大いに癒された。
以前に何度か触れたが、
現地にいる間は肩こりが治った。
日本に戻ったら1週間で肩こりが再発した。
肩こりひとつとっても、日本とハワイとでストレスに大差があることを痛感した。
ストレスの負荷が少ない環境にいるだけでも
バセドウ病治療の助けになるだろう。

ハワイに住んでみたい。
そう思わせてくれるのに充分な快適環境だった。
現地の人の明るい表情がほんとうに羨ましかった。
日本よりも、はるかに明るく楽しそうに暮らしている人たちの姿を見るにつけ、
いろいろ考えさせられた。

その一方でわが日本は、、、目を覆いたくなるほどの惨状。
どんよりとした空気・閉塞感。
下を向いて街を歩いている人の多いこと。
朝ラッシュのギスギス・イライラな殺伐とした雰囲気。
多くの人が自殺に追い込まれるほどのストレス。
自分もそれをひしひしと感じているうちの一人だ。
連日起きる電車の人身事故。
明日は我が身か?

日本国内で人生を良い方に変えられればそれに越したことはないが、
少なくとも日本企業への転職は、
前回の記事に書いた通り、
明るい将来はほとんど期待できない。
もし、日本にこのままとどまりつつ、納得できる生き方をするなら、
独立・起業しかないような気がする。

海外に行くか?
それとも日本に留まるか?
を決めるのはなかなか難しい。

自分は基本的に日本が好きなので、
日本で解決できるならばそれに越したことはない。
海外は有力な選択肢だが、決してそれ一本槍というわけではない。
持病があるとどうしても「医療」が大きなポイントになってしまう。

たまたま発見した『海外移住情報』というサイトの
「海外移住と海外生活の基礎知識」に、
衝撃のヒントがあった。


海外移住について、いろいろ迷ったり、また悩んだりもするでしょう。
一番の解決策は、
”自分にとって一番重要なものは何か”、
”自分にとって一番の幸せとは何か”

といった優先順位を考えることでしょう。
その一番大切なもの、幸せだと思うものを手にいれるために、
海外移住が適していれば脱出すべきですし、
日本の方が適していれば日本で生活すべきかと。
そういった優先順位を考える事で、必然的に答えがでるのでは・・・。


まず最初に考えるべきことは、
日本か?海外か?
の二者択一ではない。

「自分にとって一番重要なものは何か」
「自分にとって一番の幸せとは何か」
場所よりももっと根本的なもの。
重要なものとシアワセ。
これを得るにはどうしたらよいか?
まずこれをしっかり固めること。

これさえおさえておけば、
おのずと日本なのか?海外なのか?
が見えてくる。

目からウロコ!
10年前にこの文章と出会いたかった。

最近はちょっとした空き時間に、
この2つの問いを反芻し、未来を思い浮かべることにしている。
はっきりとした答えはまだ見つかっていない。
おぼろげに見えてきたのは、
自分にとって一番重要なもののひとつは「健康」。
体の健康はもちろんのこと心の健康も大事。

海外に出ないと健康は維持できないのか?
日本でも都市部と地方ではいろんなことが違う。
同じ日本でも自然が多い地方ならどうか?
自分にとって重要なものは他にあるかもしれない。
「心が健康」から「心が健康でいられるためのライフスタイル」も連想できる。
ライフスタイルを変えるにはやはり海外か?
考えは尽きないのであった。

「自分にとって一番重要なものは何か」
「自分にとって一番の幸せとは何か」
を前提に身の振り方を考えるのは、
ものすごく健全なことのように思えてきた。
これには意外な効用があるらしいことをよそのブログで発見した。

つづく