jurgen's Heurige Blog (ゆるげんのブログ)

I will, I will いっぱい足りないの切なくて
I feel, I feel いっぱい会いたいのボクだって

海外で生きることを視野に入れる

2010年08月22日 | 日記
人生を変える手段として海外脱出も視野に入れてみる。
英語がある程度通じるアドバンテージは捨てがたい。
というか活かさないともったいない。
ヒントをくれたニートの海外就職日記の存在が大きい。
このブログがどれほど勇気づけてくれたことか。
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優秀な人の海外脱出だったり、俺のような負け組の海外脱出だったりと、人の数だけストーリーはあると思うけど、
真面目な話をすれば、海外脱出そのものはオプションを増やすという意味ではポジティブなチョイスだと思う。

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これですよ。これ!
目の前にパっと光がさしたような感覚を覚えたのは。

「日本でダメだった人は海外に行ってもダメ」と世間でよく言われる。
海外に活路を見出そうとする人の頭を押さえつけるときに使われる常套句だ。
英語関係の出版で有名なアルクでさえ
海外就職活動完全ガイドSTEP1にこんなことが書かれている。
「現地企業からの厳しいひとこと」という囲みを見ると、

日本で勤まらなかったのに海外で勤まるわけがない!
海外はもっと厳しいのが現実。
日本はたいへんだから海外ならマシかな、という逃げの姿勢ではダメ
(イギリス・運輸)

海外ニートさんは「実は必ずしもそうではないぞ」を自らの行動で証明してみせた方。
それだけに、この人のブログにはものすごく説得力がある。
ぜひ海外ニートさんにこの手のクサレ記事をメッタ斬りにしてほしいなあ。

3K~5K労働が嫌な人は、アメリカに来てほしくない(アメリカ・商社)

なんて完全に意味不明だもんな(爆)。

ちなみに『国際派就職事典200X』という同社のムックにも、まったく同じ記述があった。
海外就職を目指す人に買って欲しい本のはずなのに、
のっけから意欲を削ぐような記事は如何なものか。
当時この記事のせいで海外へのハードルをよけい高く感じてしまったことがある。

そんなわけで、
「日本でダメだった人は海外に行ってもダメ」を鵜呑みにして、
人生を変える方法が日本国内での転職しかないと思い込んでしまうと、
行くも地獄、退くも地獄の四面楚歌的な思考の悪循環に陥ってしまう。
少なくとも自分はそうだった。
自分の可能性をどんどん狭めてしまい、逃げ道が見えなくなっていまう。
思考の袋小路に追い詰められ、絶望して自殺すら考えるようになってしまう。

日本国内の転職は、
奴隷根性丸出しの転職活動するだけでも精神的負担が大きい。
不況だけに雇用の状況は酷くなるばかり。
異業種への転職を目指すとなると、さらにハードルが高くなる。
履歴書や面接は、どう考えても社畜化への踏み絵にしか思えない。
口下手でアドリブが利かないワシにとって特に面接はあまりにも重すぎる試練だ。
転職関係のサイト・本・雑誌はどれを見ても、
面接担当者にどうやって気に入られるかみたいな記事ばかりで、
奴隷根性に満ちていて社畜養成ギブスにしか見えなかった。
たとえ苦労して転職に成功しても、
転職先の企業がブラックで社畜が跋扈しているところだったらなんの意味もない。
実際に就職しないとその企業の内情なんてわからない。
今となっては社畜だらけの日本企業に将来の希望を見出すこと自体ナンセンスとしか思えない。

現状も地獄、転職活動も地獄、転職後も地獄、どこにも逃げ場がない!オワタorz...
10年ほど前に経験したウツは、まさにそんな感じだった。

つづく

以下余談。
8月20日更新のジョナサン・ケイナーは強烈だった。
昨晩、自分が書いたブログで「人生の方向転換」について触れた。
今朝の予報はこれ!

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 満月が勢力争いを暗示しています。
もしあなたがその争いに関わっているのだったら、
身を引き、もっとストレスのかからないことにエネルギーを傾ければいいでしょう。
なぜそうすべきなのかというと、たとえその争いで勝っても、
あまり満足感は得られないだろうし、永続的に有利な立場になる可能性も低いからです。
別の誰かに空虚で一過性の「勝利」を味わわせてやればいいのです。
 自分の人生を変える方法を見つけることに時間と注意を注ぎましょう。
それによって、あなたをカリカリさせる状況から解放されることができるはず。
誰かまたは何かを守るために戦っているのかもしれませんが、
たとえそうであっても、引きさがることによって、より建設的な結果を達成できるはず。

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うちのブログをまるでジョナサンに読まれていたみたい!
しかも、自分を取り巻く現状はそのまんま(爆)。
実生活を覗かれているような錯覚。
「別の誰かに空虚で一過性の「勝利」を味わわせてやればいいのです。」
なんてクダリはあまりにもドンピシャ過ぎて吹いた(笑)。

世の中にたくさん占いが溢れているけど、
こういう感覚を今も昔も味あわせてもらえるのはジョナサンだけ。
うひゃひゃ。