カール・セーガン博士の遺作となってしまった作品。
天文学のお話を期待して読んでみたのだが、
宇宙の話だけでなく数学の話題、地球の環境問題、宗教と科学の対立、生命の神秘についてなど多岐にわたっていた。
中でも地球温暖化やオゾン層破壊については教えられることが多くタメになった。
ただ単に危機感を煽るのではなく、人類が今後どうやって対処していかなければならないかを具体的に導いている。
終盤には彼の闘病生活の模様が記されていて、エピローグは彼の奥さんによるものだった。
現実の問題しか興味のない科学者らしく彼は来世や輪廻転生を信じていなかった。
自分の死に対して真正面から立ち向かおうとする彼の姿勢には鬼気迫るものがあった。
自分は子供の頃からどういうわけか宇宙に興味があって、
天文物理学者になりたいと思っていた時期もあった。
夏休みの夕方に放送されていた「コスモス」をかじりつくように見たものだ。
読者の心の中にカール・セーガン博士の魂は生き続ける。
天文学のお話を期待して読んでみたのだが、
宇宙の話だけでなく数学の話題、地球の環境問題、宗教と科学の対立、生命の神秘についてなど多岐にわたっていた。
中でも地球温暖化やオゾン層破壊については教えられることが多くタメになった。
ただ単に危機感を煽るのではなく、人類が今後どうやって対処していかなければならないかを具体的に導いている。
終盤には彼の闘病生活の模様が記されていて、エピローグは彼の奥さんによるものだった。
現実の問題しか興味のない科学者らしく彼は来世や輪廻転生を信じていなかった。
自分の死に対して真正面から立ち向かおうとする彼の姿勢には鬼気迫るものがあった。
自分は子供の頃からどういうわけか宇宙に興味があって、
天文物理学者になりたいと思っていた時期もあった。
夏休みの夕方に放送されていた「コスモス」をかじりつくように見たものだ。
読者の心の中にカール・セーガン博士の魂は生き続ける。